ウフフ♪ 北陸新幹線 – 金沢・能登 (2日目)

和倉温泉

その後は能登島を囲む七尾の各湾をぐるっと回り、南岸の 和倉温泉総湯 に立ち寄る。我々の世代にはあまり響かないが、それでも名前ぐらいは知っている加賀屋ホテルのお膝元。
実際に着いてみると、他にもホテルや旅館は幾つかあれど、パッと見はほぼ加賀屋の1強状態。要塞のように巨大な加賀屋ホテルだけが異彩を放ち、あとは小さな温泉街という雰囲気だ。

和倉温泉総湯は非常に綺麗で大きな温泉施設ながら、共同浴場という形態のため、銭湯と大差無い価格設定 (現時点では440円) で利用出来るという有り難いことになっている。料金云々を抜きにしても素晴らしい温泉なので、能登ドライブの際には是非ともオススメしたい。


折角目の前まで来ているので、帰り掛けに能登島大橋で能登島まで往復し、七尾西湾に沈む夕日を眺めてから金沢への帰路についた。帰りも途中から往路と同じのと里山海道を通ることになるが、最後まで渋滞と無縁の快適さで、予想到着時刻通りに金沢市街まで戻ってくることが出来た。
普段、東京で帰りの渋滞に苦慮していることを思うと、これだけでも魅力的に思えてしまう。(和倉温泉~能登島~金沢市内まで、ログを録り忘れ…)

金沢21世紀美術館

ホテルで一旦荷物を下ろし、予定通りの20時手前に車を返却。
夕飯は金沢のソウルフードの1つである「ハントンライス」でも食べようと調べおいた店に行くと、何とまさかの閉業。慌てて他の店を探すのだが、ほとんどの店が20時で閉店という有様。
この後夜の展示を観に行こうと思っている 金沢21世紀美術館 が22時までなので、夕飯は一旦さて置いて、先にタクシーで美術館に向かうことにする。

夜の美術館は立ち入れるエリアは少ないものの、昼間ほど人も居らず、静かで良い雰囲気。光や空間を取り込んだ展示が多いので、日中とは異なる表情を見られるのも面白い。


美術館を出て21時。夕飯について再び思い悩む。
ハントンライスを食べられそうな近場の店はほとんど閉店してしまっているので、そちらは明日に回すことにして、とりあえず他の選択肢を考えてみる。

駆け込みで入れる飲み屋は少なそうだし、そう言えば旅の定番であるラーメンをまだ食べていない。金沢ラーメンというのは聞いたことがないけど、まぁラーメン屋ならどこにでもあるだろうと思って気軽に探したら、これが大間違いだった。駅前や繁華街を歩き回っても、ほとんどラーメン屋が無いのである。
ラーメン屋に限らず、丼ものやうどんといった、ファストフードより少し真っ当 (?) な店というものが、驚くほど見当たらなかった。勿論ちゃんと探せばあるにはあるのだろうが、その辺を適当に歩けば見付かるといった状況ではない。
そういう店が無くても支障が無いのであれば、それはそれで良いことなのかもしれないと思いつつ、近々行く人が居るなら、夕飯に関しては前もって全て決めておいた方が良いよ!とアドバイス。

かなり歩き回って、何とか見付けた2軒の片方に入る。あまり特徴の無いラーメンだったけど、冷えた身体に沁み入る優しい味だった。

明日はいよいよ天気が良いようなので、快晴に期待しつつ、この日もさっさと就寝。ウフフ。

3日目 に続きます。

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