山形半日プチ観光

仕事で山形に行ったのだが、多少自由時間があったのでプチ観光。
山形は学生時代に一度、蔵王でスノボをやったぐらいしかなく、今回が初めてのようなものだ。

山形県 県民の森

最初の自由時間は朝の9時から11時ぐらいまで。
あまり店が開いている時間でもないし、それほど下調べもしていなかったので、その場でGoogleマップを適当に調べて、何となく目に留まった 山形県 県民の森 に行くことにした。ナビの通りなら、山形駅前から車で30分ちょっとの距離だ。
朝日岳方面に向かう山の中にあり、朝方では擦れ違う車もほとんど無い。

県民の森には大小様々な沼が点在していて、それが地図上で面白そうに見えた。
キャンプ場近くの駐車場に車を停めると、目の前に一番大きい「大沼 (畑谷大沼)」が広がっている。
特に何かがあるというわけではないが、水面に対岸の山が映ってなかなか美しい。
この日は曇り~雨の予報だったけど、こうして青空が見られたのは嬉しい誤算だった。

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そんなに時間も無いので帰路についたところ、窓の外に見事な雲海が広がっていた。
条件さえ良ければ、標高400mぐらいでも雲海って見えるのね。

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山寺 (立石寺)

次の自由時間は14時半~夜の新幹線まで。最終的には仙台駅でレンタカーを返却することになっている。

地元の方々からオススメされる 山寺 (立石寺) に向かう。
自分は疎いけど、山形の観光地としては比較的有名なところらしい。どんなところなのかは、写真を見てもらう方が早いそうなので割愛。

案内板には一番奥の「奥の院」まで1時間と書かれているが、これは点在するスポットをじっくり観て回ったの話で、とりあえずガシガシと上っていく分には、片道30分掛かるかどうかぐらい。スニーカーでも問題無く上ることが出来る。

一番の見所はこの寺を開いた慈覚大師の御堂である「開山堂」と、その脇を上がったところにある舞台造りの「五大堂」だろう。
残念ながら「開山堂」は修復中で全貌を見ることが叶わなかったが、「五大堂」から見渡す山寺の荒々しさは一見の価値ありと断言出来る。

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蔵王温泉 源七露天の湯

陽も落ち掛けてきたので、急いで蔵王の温泉へ。
蔵王と言えば白濁した強酸性泉ということで、日帰り入浴出来る共同浴場の中から、比較的レトロっぽくて露天風呂を備える 源七露天の湯 を選んだ。入浴料は大人450円。安い!

レトロと言っても、そこまで秘境感漂うほどではなく、メンテされていてかなり綺麗。
もっと驚くぐらい古めかしくても良かったぐらいだけど、まぁスキー場近くじゃそこまでは高望みか

山形のラーメン事情

風呂を出る頃にはすっかり真っ暗になっていたので、高速で一気に仙台へ。
そう言えば、前日の夜にラーメンを食べようと思って店を探したんだけど、地元の人曰く、「山形ラーメンという明確なものはない」とのこと。
ラーメン消費量は全国1~2位だけど、色々なラーメンを食べているだけで、特にご当地ラーメンが存在しているわけでは無いんだそうな。確かに、検索して出て来る店もバラバラな印象。

とりあえず駅前の繁華街にあった店に入り、何となく気になった「豚モツラーメン」を注文。
やや博打気味のチョイスだったけど、豚モツと味噌のスープは相性が良く、なかなか美味しかった。

合わせても半日ぐらいだったけど、なかなか充実したプチ観光でした。
機械があれば、もう少し時間を掛けてじっくり回ってみたいなぁ。

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