俺たちの海洋進出 – 東京湾・隅田川花見クルーズ

隅田川

芝浦埠頭と晴海埠頭の間を抜け、昔の勤務地である芝浦を横目にいよいよ隅田川へ。
勝鬨橋、佃大橋、永代橋、隅田川大橋、清洲橋、両国橋といった名だたる橋を次々と過ぎ、駒形橋を潜ればいよいよ本丸の浅草。
幼い頃から幾度と来ていた浅草だし、水上バスに乗ったことも勿論あるけど、そういった記憶ともまた異なる、知らない浅草の風景がそこにあった。
スカイツリーもギリギリだが先端まで見えて、時折暖かい陽が差し込むようになりつつある。

我が物顔の屋形船や暴走族の如きジェットスキーの群れを避けながら、X型で有名ながら案外名前が知られていない桜橋を過ぎたところで折り返し。ここで接岸出来れば、長命寺の桜もち を買いに行けるのに!

小名木川

隅田川を戻り、水門を抜けて小名木川に入る。
隅田川は桜までの距離がやや遠かったけど、こちらは細い川なので手が届く距離で桜を眺めることが出来る。他の船もほとんど居ないので、静かな花見を楽しむことが出来た。

最後に豊洲・東雲に架かる辰巳橋を回って、再び旧江戸川へ。

帰港

13時半にマリーナに戻る頃には暖かい日差しと共に青空が見えるようになっていたが、身体はすっかり冷えていたので、そのまま 浦安の大江戸温泉物語 でひとっ風呂浴びて解散。

東京で生活する以上、川は切っても切れない関係にあるはずなんだけど、単なる風景の1つとして以上に意識する機会というのは、案外少ない。
海を往くワイルド感は一昨年の方が上だったけど、昔から知っている景色を違う角度から観られる機会というのは、本当に貴重な体験だった。

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