MUNIEQ | Tetra Drip 01P

山でコーヒーを淹れるために RIVERSのコレ を持って行っているのだが、キャンプ道具としては洒落ていて必要十分なものの、山行用としては若干中途半端。やや大きくて取り回しが悪く、抽出に時間を要する点もややマイナスだった。(あくまで山行に携帯する場合の話)
そこで、購入したのが MUNIEQ の『Tetra Drip』。3枚のプレートを組み立てるだけでドリッパーになるという、ミニマルなプロダクトだ。

Tetra Tripは材質 (P:ポリプロピレン / S:ステンレス) とサイズ (01:1~2カップ / 02:1~3カップ) で展開されているが、レザーケースの有無、ステンレスの色 (銀 or 黒) といった細かいバリエーションもある。ポリプロピレンタイプは比較的安価で、小さいタイプなら1,000円程で購入出来る。
高評価のレビューが多い製品だが、どの程度自分の使い方にフィットするか未知数なので、まずはポリプロピレン製の Tetra Drip 01P を購入してみることにした。

届いたTetra Dripは、横幅103mm×高さ69mm×厚さ1.5mmの板が3枚という超シンプルな構成。ポリプロピレンだけあって12gと軽いので、山行に持って行くのが苦にならない。

組み立ては一瞬だが、力任せに嵌め込もうとすると結構キツく、ツメの部分が折れたりしてしまわないか心配になる。説明イラストにある “若干たわませる” ことにさえ気付けば楽勝だ。

3枚の板を組み合わせる構造上、三角錐型のドリッパーが組み上がる。そこまで頑丈というほどでもないけど、ドリップ器具としての強度は必要十分。カップ上での安定感も上々。
ただ、ホールド性は皆無 (載せるだけ) なことと、この製品自体が軽いことも仇になり、風の強い屋外での使用は注意が必要。

底部の抜けはそこそこ広めで抽出速度が速く、雑味の少ないスッキリとした味わいを楽しめる。あまりじっくり抽出していると冷めてしまうこともあるので、山で使うならこれぐらいの加減で丁度良い。当然だがポリプロピレンは火に弱いので、キャンプに持って行くならステンレス製の方が安心かも。

使用後は3枚の板に戻るため、洗い易いのも嬉しい。
とても気に入ったので、翌日には1サイズ大きくステンレス製の 02S も購入した。そちらについては 次の記事 で。

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