笠間つつじキャンプ場 (2024年初夏 2日目)

1日目 からの続き。

笠間つつじキャンプ場

天気予報で覚悟していたけど、深夜2時ぐらいから降水。
雨音で目を覚まして雨雲レーダーを確認すると、昼近くまで止まない様子。風は無いし、小雨がずっと続くだけらしいので、諦めて再就寝。

撤収

6時に改めて起床して、まずは天気のチェック。見る度に予測が変わるような不安定さだけど、基本的にチェックアウトまでにテントが乾くような晴天は望み薄のようだ。

昨日の時点で朝をのんびり過ごす選択肢は捨てていたので、割り切って撤収を開始する。幸い、時折雨が止むタイミングもあったので、自身はほとんど濡れずに撤収を終えることが出来た。

8時にフラッグをカゴに収めて、チェックアウト完了。

笠間稲荷神社

普段のキャンプなら8時にチェックアウトしても行くところに困るんだけど、今回は 笠間稲荷神社 が8時から参拝出来ることを調べてあったので、その後のプランも憂いなし。昨日チェックインした 笠間観光協会 のすぐ近くで、なかなか立派な造りをしている。

さすがに仲見世はまだ開いていないけど、その分観光客の少ない静かな境内を回ることが出来る。この神社は藤も有名で、5月なら見事な藤棚を楽しめるらしい。残念ながらキャンプ場のオープン時期とは噛み合わないので、ワラサンキャンプサイト の帰りに寄るなどしてみたい。

常陸国 出雲大社

続いて、少し離れた 常陸国 出雲大社 に向かう。こちらは8時半からなので、笠間稲荷神社からハシゴするのに打ってつけだ。
6年前島根の出雲大社 に訪れているんだけど、その時は他にどのような分祠・分院があるか把握しておらず、常陸国出雲大社についても知らなかった。

第1駐車場に停めて、まずは地図を確認。近くに薬神神社なるものがあるようなので、先にそちらに行ってみることにする。
とても小さな神社で、出雲大社とセットで回るとおまけみたいな印象になってしまうと思うが、ひっそりと苔むした雰囲気はなかなか心地良い。

階段を上って拝殿へ。

常陸国出雲大社の注連縄は日本最大級で、島根の出雲大社のそれに劣らない大きさ。

この巨大な注連縄があるのは拝殿なんだけど、ニワカ観光客のありがちな失敗として、肝心の本殿を詣でずに帰ってしまうというものがある。恥ずかしながら、今回自分も見事にそれをやらかしてしまい、帰りの車で気付いて絶望した。

▲ 別ウィンドウでパノラマ写真を表示します

がんこや かるがん 本店

出雲大社を出ても、まだ9時。温泉も考えたんだけど、残念ながら近くに目ぼしいものが見当たらない。今日中にテントを乾かすことも考慮して、朝食だけ食べて真っ直ぐ帰ることにする。
この時間にやっている飲食店となると、基本的にはファミレスチェーンぐらい。それはさすがに寂しいので、帰り途中にあるいつもの がんこや かるがん 本店 (食べログ) に立ち寄った。

脂っこくなく優しいスープなので、朝食として食べても問題無し。


千代田石岡ICから常磐道に乗って、一気に帰宅。観光で2ヶ所回って12時帰宅という、一人旅ならではの変則スケジュールで2日間が終了。結局、キャンプ場を出て以降は雨にも降られず、帰宅後は快晴でテントも一瞬で乾かすことが出来た。

念願の初ソロキャンプはかなり充実したものになったけど、家族で賑やかなキャンプに慣れ切っている身としては、少々物足りないのも事実。ソロキャンプの最適な楽しみ方を実行出来ていない可能性はあるものの、やはり自分のベースはファミリーキャンプだと感じる。

笠間つつじキャンプ場 は非常に良いところで、家族を連れてまた来たいんだけど、チェックイン開始時間の壁がかなり高い。その点では、今回たまたまソロキャンプとして行くことが出来たのはラッキーだったかもしれない。

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