愛しの神戸 2011

2年振り 4回目の神戸旅行。多分、泊りで行く観光地としては自身最多。
ほぼ隔年で行っているけど、今のところ飽きる気配は全然無い。

毎回狙っているわけでは全然無いのだが、何故か神戸は6月前後に行くことになる。
まぁ年末年始に行く機会は無いだろうし、夏はアウトドア系のイベントで埋まるので、基本的には梅雨時期か秋口ぐらいしか選択肢が無いというのが実情。
毎度毎度梅雨の真っ只中に行くので、どうしても雨が降る降らないで気を揉むことになるのだが、今回も例に漏れず、前々日までは何と降水確率100%という最悪の状況。

1日目

前日の予報で降水確率50%ぐらいまで急降下していた天気は、これまた嘘のような晴天。と言うか、これはもう完全な夏日。
東京駅6:43発ののぞみに乗り、新大阪で乗り換えて新神戸で下車。この時点ではまだ10時前だったけど、既に汗だくになるほどの猛暑だった。

この時間だとまだ飲食店以外は開いていないし、新幹線の中で朝食を済ませているので、まずは定番の異人館巡りからスタート。来る度に訪れているし、立ち寄る場所もかなり絞られつつあるのだけど、何となくここからスタートしないと、神戸に来た気分になれないので仕方が無い。
今回は「山手八番館」「うろこの家・美術館」、それと相方の希望で「香りの家・オランダ館」を回る。

香りの家・オランダ館

香りの家・オランダ館 は最近この地区がプッシュしているらしく、広告を見る機会が多い。
何が “香りの家” かと言うと、こちらの血液型やら好みやらを聞いて、オリジナルの香水を調合してくれるというサービスによるもの。
8年ぐらい前に色気づいて買った香水を未だに半分以上残しているような状況ではあるが、折角なので自分もオーダーしてみた。(行為としては好きだけど、滅多に使わない)
結構直接的な質問も多かったので、そんなに見当違いなものが出て来るとは思えないし、それならばと少しよく分からない項目を選んでみたりした。
結果、自分で買う際に選ぶか分からないけど、手持ちのものとは違うタイプで気に入った香りのものを調合してもらえたので、個人的には正解だった。

三ノ宮 ホテル モンテ エルマーナ神戸 アマリー

三宮駅の近くにホテルを取ってあったので、先にチェックインして荷物を置くことにする。
今回は新幹線のチケットを安く抑えられたので、その分ホテルの方は若干良いところにした。
今時季は比較的客の少ないタイミングなのか部屋が空いているらしく、受付で金額を上乗せして部屋のグレードを上げるプランを提案された。幾らでもない金額だったので、調子に乗って1つ上げてもらうと、通された9階の部屋は見晴らしが良く、広くて綺麗でなかなか素敵だった。

須磨海岸

お腹が空いていたので荷物を軽量化してホテルを出る。
近くの自然食カフェでランチを食べて、午後からのプランを相談。
当初の予定では2日目に天気が良ければ須磨海岸に出ようと思っていたのだけど、今日があまりに素晴らしい快晴で、明日は曇りの予報だったことからプランを変更。元町駅から電車に乗って、わずか15分で須磨海岸に到着した。

中心部から15分の距離に海の家が建つぐらい立派なビーチがあるというのは羨ましい。この日はもうそのまま海水浴にシフトしたいぐらいの海日和だったけど、さすがに水着までは持って来ていなかったので、足を浸すぐらいで我慢。

ポートタワー、神戸港クルーズ

市街地に戻ってポートタワーに向かう。
特に計画には含めていなかったけど、天気の良さとビール飲みたさに惹かれて神戸港クルーズも堪能。個人的にこのクルーズはコストパフォーマンスが高いと思う。

R VALENTINO

途中の店に立ち寄りがてら、ブラブラと夕食の予約をしている R VALENTINO に向かう。なかなか美味しいイタリアンだったのだが、それにも増してボリュームが凄かった。
隣の席で某ハイパーメディア何とかを陽気にしたような洒落者風のオジサンが連れて来た女の子に楽しそうに色々話していて、何だか妙に似非っぽい業界臭と、ほとんど話を聞いていない感じの女の子とのやり取りが面白く、気が散って仕方が無い。


夕食後はモザイク脇の小さな遊園地に向かう。
調べた限りでは23時まで営業しているはずだったのに、節電のためか22時で閉園で入れず。うーん、サイトにちゃんと載せておいてくれ。(今見たら、7/1の日付で5月から8月上旬まで運休とか書いてある。謎だ)
1日目は降水確率100%から大逆転で快晴に恵まれたことでもあるし、これぐらいの取りこぼしは仕方無いだろう。