早春の奈良・京都 (2日目)

1日目 からの続き。2日目は8時半にスタート。

出町柳 出町ふたば

ホテルまでレンタサイクルを届けてもらい、まずは鴨川沿いに出町柳の「出町ふたば」を目指す。豆餅で有名な和菓子屋で、我々が到着した9時頃には既に行列が出来始めていた。

鴨川沿いのベンチに座り、豆餅と桜餅で朝食。豆餅は豆の塩加減が絶妙で、朝っぱらから行列が出来るのも納得の美味しさ。
対岸のベンチで鳥に餌を撒いている人が居たようで、トンビ・サギ・カモ・カラスなどがワラワラ。

百万遍知恩寺 手作り市

毎月15日開催の 百万遍知恩寺 の 手づくり市 へ。現在の出店数は450軒とのこと。
境内は十分広いんだけど、それでもそこかしこで渋滞するほどの盛況振り。全部見て回ると余裕で半日は掛かるので、今回はさらっと流す程度にしておく。

二年坂 阿古屋茶屋

自転車で坂を駆け上り、清水寺手前の二年坂 (二寧坂) の 阿古屋茶屋 へ。
お茶漬けバイキングが有名なお店で、ランチタイムは行列が出来ている。バイキングを注文すると、最中に入ったお味噌汁とお茶 (煎茶かほうじ茶) が用意される。あとは白飯・十六穀米・お粥、20種類近い漬物と惣菜が取り放題となるので、そのまま食べても良し、お茶を掛けてお茶漬けにしても良し。肉や魚類は一切無いのでヘルシーだが、調子に乗ってご飯を食べ過ぎると危険。
並ぶのはシンドいが、これで1,260円なら個人的にはかなりのお値打ち感がある。

南禅寺、水路閣

定番の 南禅寺 &水路閣。やっぱり山寺の静かな雰囲気は心地良い。

鴨川 Vineria t.v.d

哲学の道経由で京都駅まで戻り、自転車を返却。

鴨川沿いの Vineria t.v.d でディナー。木屋町通は気になる店が多い。この2日間はサッパリとしたものばかり食べていたので、ここでギヤチェンジ。
鴨川が改修工事中のため、景色は若干中途半端だったけど、食事は美味しかった。畏まり過ぎず、賑やか過ぎず、丁度良い塩梅。

東山花灯路

前日から始まった 東山花灯路 。
この日はかなり暖かくなっていたので、寒さに震えることなく観て回ることが出来た。桜が開花していないため、混雑もそれほど酷くなく、歩き易くて快適。

高台寺の臥龍池

前日銭湯からの帰りに乗ったタクシーで、高台寺の臥龍池が凄いと教えられていて、覗いてみたら想像以上の光景に驚かされた。ライトアップされた木々が水面に映りこんでいるというシンプルな仕掛けなのだが、水中に木が生えているかのような独特の奥行き感で、正に吸い込まれるようだった。
高台寺では他にプロジェクションマッピングなんかもやっていたけど、今回に関しては臥龍池のライトアップの方が遥かに幻想的だ。


ベタだが、最後は清水寺。

第一旭 本店

この日の締めは、第一旭本店 。
8年前ぐらいに明大前の支店に足繁く通っていたのだが、割と最近閉店してしまったようで、一度は本店で食べてみたいと思っていたこともあり、この機会に行ってみた。
京都駅から近いんだけど、観光のメジャースポットから離れているため、初めて歩くエリア。花灯路から向かうため、地下鉄の七条駅から歩いたんだけど、女性1人だとちょっと怖いかも。

22時半の時点で10人ぐらいが並んでいて、30分ちょっとで店内へ。
見た目は明大前と大差無いけど、味の印象はかなり違う。明大前の方が塩気が強くて若干ジャンク、本店はかなり優しい味だと感じた。
優しいと言ってもパンチが足りないということはなくて、個人的にかなりのヒット。この味を東京でというのは難しそうなので、京都に来たらまた食べに訪れたい。

0時丁度にホテルに戻り、この日も電池が切れたように爆睡で 3日目 へ。

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