デュアルエントリーサイドポケット
上部の他に背中側にも開口部があり、背負ったままでもアクセス出来るようになっている。
背負ったままでも水筒を取り出し易くなるかとも思ったが、背中側開口部のサイズ的に500mlペットボトルのサイズ感だと出し入れが出来ないため、少なくとも自分が使っているウォーターボトルでは活用出来そうにない。
また、逆サイドのポケットにはTHETA等の小型ガジェットを収納したいのだが、落としてしまいそうで少し不安。
[ 2019.03.24 追記 ]
先日の山行 でテストしてみた結果としては、背負ったままだとボトルやTHETAが取り出しづらいという問題があった。個人的にはもう少し浅い方が嬉しかったけど、まぁギリギリ出し入れ可能といったところ。
フローティング仕切り付ジッパー式寝袋コンパートメント
2016年モデルで「下部アクセスジッパー(1~2気室切り替え式)」と記載されていた機能の置き換え。
多分、機能的にはほぼ変わっていないと思われる。
自分の場合は寝袋を持つ機会が皆無なので、2気室で運用する際はレインウェアと風呂道具を収納することになる。
1気室の場合、使わない仕切り部分がフロント側に垂れ下がる形となってしまい、ジッパーを開けると思いっ切り邪魔になる。1気室でもボトム側からアクセスしたい状況はあるので、仕切りは背中側に垂れ下がるようにして欲しかった。
内蔵レインカバー
既にレインカバーを持っているので必須要素というわけでもないが、ジャストフィットするカバーが標準装備されているのは、やはり嬉しい。
外部リザーバスリーブ
2016年モデルでは「外部ハイドレーションスリーブ」と記載されていた機能の置き換え。
ハイドレーションを入れておくポケットで、メイン荷室の背中側にあるのが一般的だが、本製品では荷室とバックパネルの間に配置され、外から直接アクセス出来るようになっている。
自分の場合は予備の水パックを収納するために使用しており、取り出すのは昼食時ぐらい。
その際は他の荷物 (クッカーやカップ麺等) もセットで取り出すのが基本なので、荷室を開けずに水パックだけを取り出す需要はほぼ無く、この機能の恩恵はあまり無い。
サイドジッパーからメインコンパートメントにアクセス
サイドから物を取り出すまでは良いのだが、荷重バランスが崩れると嫌なので、再度パッキングする際にはジッパーを閉じて、トップ側から詰め込み直すことが多い。
要らないとまでは言わないけど、個人的には38Lではあっても無くても良い機能だと感じている。
ジッパー式ヒップベルトポケット
オスプレーマークが左ポケットのみにプリントされているのは変わらずだが、上部の短いループは削除された。
容量はそこそこ。自分の場合は行動食とティッシュを入れておくぐらいなので、必要十分。
ストウオンザゴートレッキングポールアタッチメント
オスプレーザックの特徴の1つだが、自分は使用しておらず、以前のザックでは外してしまった。
そもそもポールを使う頻度が低いことと、岩場等ではここに括り付けても邪魔になることがあるため、多少手間でもフロントパネルポケットに収納する。
着脱式スリーピングパッドストラップ
2016年モデルから続投。
文字通り着脱式のはずなのだが、本当にそうなのか不安になるぐらい着脱しづらい。
自分の場合は寝袋を持って行かないので必死になって外してみたが、これはもう元の状態に戻せないんじゃないか?というレベル。
デュアルタックアウェイアイスツールアタッチメント
2016年モデルでは「アイスツールアタッチメント」と記載されていた機能の置き換え。
上側の固定方式がバンジーストラップから、上部サイドコンプレッションストラップで兼用する形に変更されている。
自分はアイスツールを使う機会が無いため、余計なパーツが減るのは歓迎。
デュアルフロントパネルデイジーチェーン
今のところ使う予定が無く、どちらかと言えば不要なパーツだが、枝に引っ掛けてしまう心配をするほど起き上がっているわけではないので、気にならない。
総括
元々オスプレーのザックが身体に合っていて、デザインさえ洗練されれば完璧なのにと思っていただけに、今回のモデルチェンジは個人的に刺さるアップデートと言える。
背負ってみると数字ほど大きな印象も無いので、日帰り山行でも問題無く使えそうだ。
逆に今の時点で唯一気になっているのは、上下のサイドコンプレッションストラップや雨蓋のストラップがかなり長いこと。ザックからストラップやループが垂れ下がっているのは個人的に好ましくない。
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