出雲突貫旅行 700km (3日目)

2日目 からの続き。
この日も7時に起床して、8時前にはホテルをチェックアウト。
ロクに観光せずに鳥取を離れてしまうのは惜しい気もするのだが、今回は島根を回るのが目的なので、大人しく松江方面に戻る。

江島大橋 (ベタ踏み坂)

最初に 江島大橋 を渡って江島に渡るのだが、この橋こそが何年か前にダイハツのCMで有名になった、通称「ベタ踏み坂」である。
CMや写真では45度近くあるような急勾配に見えているけど、実際には望遠撮影による圧縮効果によるもので、実際に走る分にはそこまで極端な傾斜ではない。

圧縮効果を得られる撮影ポイントは江島の海岸線にあるのだが、特にそういった目印があるわけではなく、適当に走っていたら通り過ぎてしまっていた。残念。
角度がズレしまっているが、それでもそこそこ急勾配に見える写真にはなったかな。

宍道湖しじみ館

9時過ぎに宍道湖北東岸の 宍道湖しじみ館 に到着。施設前には広めの足湯があり、地元の利用客も結構居るようだ。
予定ではここで朝食に「しじみ汁」を食べようと思っていたのだが、施設のオープンが9時なのに対して、フードコーナーのオープンが10時とズレていることに気付かずフライングしてしまった。悔しいけど、ここで1時間弱ロスすると後の予定に響くため、諦めて次の目的地へ。

ル コションドール出西

この日のメイン、奥出雲の 出西窯 (しゅっさいがま) 。暮らしに根差した、実用的でシンプルな美しい陶器が有名。(相方談)
出西窯を中心に、ベーカリーやセレクトショップが軒を連ねる 出西くらしのViLLAGE なるエリアを形成していて、今後の動きが楽しみなスポットになっている。

朝食を食べ損ねていたので、まずは裏手の ル コションドール出西 へ。
昨年オープンしたベーカリーで、本店は鳥取らしい。昼前に入ったのでまだ空いていたが、すぐに席が埋まる人気店のようだ。
あまりに美味しそうなので朝食分だけでは飽き足らず、空港で食べる夕食分まで買い込んでしまった。

テーブルについて、早速朝食用のパンに噛り付く。半ば勇み足で夕食分まで買ったことを後悔させない美味しさだった。とりあえず、このパンの為だけにでも、ここまで足を運んだ甲斐があった。

出西窯

続いて、本来の主目的である出西窯へ。
勝手な想像で多少ポップなラインも扱っていると勘違いしていたのだが、思っていたよりベーシックなものが多く、今の我が家の食卓にフィットする器はあまり見付かられなかった。今回は定番のマグカップのみ購入。(あくまで我が家にフィットしないという話で、器自体のクオリティは高いです。念の為)

ちなみに隣接する工房と登り窯は、自由に見学することが出来るようになっている。