奥秩父 神庭オートキャンプ場 (2022年春 2日目)

1日目 からの続き。

奥秩父 神庭オートキャンプ場

午前3時ぐらいに20分程降水があり、雨音で目が覚めた。小雨程度だったし、木立の下に設営しているので大したことも無いだろうということで、そのまま再就寝。

5時過ぎに起床。山間のキャンプ場なのでまだ完全に明るくなっているわけではないけど、既に青空が見え始めていた。
テントのフライシートは綺麗に撥水しているし、小砂利で水捌け抜群の地面はほぼ湿ってすらいない。これならスムーズに撤収出来そうだ。

朝食と撤収

7時過ぎに相方と子供が起きてきたので、朝食を相方に頼んで、自分は少しずつ機材の撤収を開始。
まずはファイアグリルの灰を捨てて、グリル専用の洗い場で煤と油を落とす。灰捨て場も洗い場もEサイトの近くにあるので楽チン。

朝食は目玉焼きとソーセージ、そしてチーズ&コンビーフのホットサンド。

テントの撤収も楽々完了。1ヶ月ぐらいまで我が家のポルテに荷物を積み切れるのか不安だったんだけど、思いの外スッキリ積むことが出来ている。ここから足すものはほとんど無いので、ポルテでも十分対応出来ることが分かって一安心。

最後に専用の袋に集めたゴミを受付に持って行って、キャンプ場での全行程を終了。ゴミはビンだけ持ち帰り、カンは別回収、燃えるものはひとまとめでOK。調理中にプラやビニールだけ分けたりするのは意外と面倒なので、ひとまとめで良いのはとても助かる。

スタッフの方々はみんな丁寧で感じが良く、楽しみながら運営しているのだと感じられる。
場内の案内板がテープでグラフィカルに書かれていたり、至る所に石像や石膏像が配置されているので、最初は美術に造詣の深い人が居るのかと思っていたのだが、訊いてみると「いえ、オーナーの何となくの趣味です」とのこと。不気味や下品にならない範囲で適度に独自性のある世界観が展開されていて、良い意味で印象的だった。

それにしても、休前日以外でのキャンプは快適過ぎる。毎回休みを取るわけにもいかないのでボチボチという感じになりそうだけど、なかなか予約が取りづらいキャンプ場を1日ズラして押さえるという選択肢は非常に魅力的だ。

帰路

道の駅 大滝温泉 (遊湯館)

キャンプ場を出て、すぐ近くの 道の駅 大滝温泉 (遊湯館) で入浴。岩風呂&サウナの浴場と半露天付の大浴場を利用出来るのだが、2つは脱衣場が離れており、一度にまとめて利用しづらいのが難点。トロみのある弱アルカリ泉でお肌はスベスベ。

道の駅 あらかわ、あづまや園

道沿いではないので少し分かりづらい場所だが、最後に帰り途中の 道の駅 あらかわ に立ち寄る。

朝食からあまり間が空いていなかったんだけど、この先でこれといった店を見付けていなかったので、隣接する食事処で昼食にする。候補は道の駅併設の 鈴ひろ庵 と、向かいにある あづまや園 の2軒。前者は道の駅が運営しているので若干メニューの幅が広く、後者はそばとうどんの専門店といった感じ。
秩父はそば屋が多い地域らしく、このイベント内で1回は食べておきたかったので、しっかりそば屋のあづまや園で食べることにした。

一切の前情報無しで入った店だったが、そばは香り高く、うどんはもちもち。どちらも非常に美味しかった。広々としたテラス席で食べられるのも居心地最高。


すべての予定を終えたので、あとは緩々と下道で帰宅。

昨年後半から地道に準備を進め、雨を避けて日月にスライドという、正に満を持しての初キャンプ。キャンプ自体は自分が子供の頃から連れて行ってもらっていたし、成人してからも何度か企画したりしていたけど、やはり自分の家族とキャンプというのはまた違った楽しさがあった。

我が子からも「もっと居たかった」「またキャンプ行きたい」との感想を貰えたので、早いところ次のキャンプ地を決めなければ。

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