新春1,500km 男鹿ハンター&東北行脚 2024 (1日目)

男鹿半島

しっかり温まって目も覚めたので、ここから西に抜けて 男鹿半島 に向かう。

男鹿海鮮市場

まずはブランチとして、半島南側の付け根辺りにある 男鹿海鮮市場 へ。倉庫の壁に大きななまはげのイラストが描かれている。

そこまで大きな市場ではないようなので、どれぐらいの充実度か計りかねていたんだけど、思っていたより水揚げされているものが少なかった。

少し悩みつつ、この後のスケジュールも考慮して、ここの食堂で食べていくことにする。

自分とU1が「お刺身定食B」、hikaruが「タラフライ定食」、あとはシェア用に「男鹿しょっつる焼きそば」を注文。
お刺身は十分美味しかったんだけど、ここならではの特別感みたいなものが感じられず、ツアー最初の現地メシとしてはやや不発。逆にタラフライはフワフワだけど繊維感があり、抜群に美味しかった。焼きそばは確かに一風変わっていて美味しいけど、期待以上のクセは感じなかったかな。

道の駅 おが (なまはげの里オガーレ)

市場からすぐ近くの 道の駅 おが 。割と新しめの施設で、海鮮以外にも特産物が販売されている。

ここに来て初めて、時化のせいで漁が出来ず、水揚げがほとんど無い状況であることを知った。折角海鮮が充実しているはずのエリアに来たのに、それが無いというのは残念極まりないけど、売る側は我々以上に悔しい気持ちだろう。

秋田名物を物色出来るタイミングはここが最後になりそうだったので、お土産に「しょっつる」といぶりがっこのお菓子を購入した。

入道崎

小さい半島なのでぐるっと1周しようということで、反時計回りに北上して北西端の 入道崎 へ。

季節と天気を踏まえるとそこまで期待感は無かったんだけど、これが大間違い。断崖から見下ろす岩礁は、むしろ冬の寒さとマッチしていて圧巻の一言。我々以外に観光客もほとんど居らず、凍てつく吹雪の中を存分に楽しむことが出来た。

ちなみに入道埼灯台は日本で16箇所しかない「登れる灯台」らしいんだけど、登れるのは4~11月上旬まで。残念ながら、今回は登ることが出来なかった。
それを抜きにしても、ここだけで男鹿半島に来た甲斐があったと言えるほどに素晴らしい景勝地だ。

ゴジラ岩

海岸線を南下して、夕日スポットとして名高い ゴジラ岩 に立ち寄る。
岩自体はまぁこんなもんかなといった印象だったけど、潮瀬崎の荒々しい磯場はなかなか歩き応えがある。メインに据えるなら断然入道崎だけど、男鹿半島まで行くならこちらもセットで回っておいて損は無い。