家族が1週間を家を空けることになり、完全に1人の時間が出来た。結婚してから10年ちょっと経つけど、自分も相方も出張族ではないので、1週間1人というのは初めてのことだ。平日は仕事があるからどうにでもなるとして、問題は週末。どうやら天気は良さそうだし、土日丸々家に籠っているのは精神的にもキツい。
ここで迷わず山に向かっていたのは数年前までで、コロナ以降はすっかり足が遠退いてしまっている。ソロキャンプも考えたけど、持っているテントはソロ向きではないし、どうせなら1人ならではのプランを考えたいところ。
行きたいところをストックしてあるGoogleマップと睨めっこした結果、20年ぐらい行きたいと思いつつ放置していた ほったらかし温泉 に行くことにした。存在を知った頃は本当にほったらかしの趣きがあっただろうけど、知名度が上がるに連れてアップデートされ、ゆるキャン△がダメ押しになったんじゃないかと思われる。
これ以上温めておいてもほったらかし感が戻ってくることは無いだろうし、それならこの機会に行ってしまうのが良いだろう。
ほったらかし温泉
夜中の2時半に起きて、3時過ぎに出発。調布ICから中央道に上がり、勝沼ICで一般道。途中のローソンでおにぎりを買い、小腹を満たして温泉に向かう。
温泉は 8年前に行った笛吹川フルーツ公園 を更に上った場所にあり、道が整備されているので楽に辿り着ける。
温泉の開場は日の出時刻に合わせて月別で設定されており、3月は5時半前後となっている。同じ3月でも初旬と月末では日の出時刻がかなり違い、今回のタイミングだともう少し早く開場してもらえると嬉しい気もするけど、この辺はある程度仕方が無いところ。
5時ジャストに駐車場に到着。ちょっと早いかなと思ったけど、既に券売機は作動していて、開場待ちの待機列には20人ぐらいだった。
ほったらかし温泉は元湯である「こっちの湯」と新湯である「こっちの湯」があり、会場直後に入れるのは「こっちの湯」のみ。待機場所は広場になっていて、ここからでも富士山がバッチリ見えている。
5時半に開場。入浴料は900円。人数制限が行われていたけど、無事1回目で入ることが出来た。
脱衣場はカゴとロッカーがあり、ロッカーは100円が返却されないタイプ。洗い場はそこそこ数があり、それなりの広さの内湯もあるが、さすがに誰も利用していなかった。
露天は上下2段に分かれていて、2つ合わせるとかなりの広さ。人数制限のお陰もあってか、芋洗い状態にはならずに済んでいる。売りである展望はさすがの一言で、左前に日の出、右に富士山という贅沢なロケーション。徐々に色付いていく薄紅色の富士山が美しい。
この時期の日の出は5時半のはずだが、手前に大菩薩嶺等の山々があるため、実際に太陽が姿を見せるのは6時ぐらい。湯温は長湯するにはやや熱めで、全身浸かって日の出を待っていると結構疲れるかも。
目的だった日の出はしっかり堪能出来たので、次回は「こっちの湯」や夜景も良さそうだ。
自分は吉田うどんを食べる予定なので遠慮したけど、6時半からは広場脇の「気まぐれ屋」でたまごかけご飯を頂くことも出来る。
6時過ぎに駐車場に戻る。この先の予定も一通り決めてあって、次の目的地は山口温泉。ここからは1時間の距離だが、開くのが9時なのでまだ時間が余る。他に行く当てもあまり無いので、1時間ほど仮眠してこの後の予定に備えることにする。
山梨県笛吹川フルーツ公園
8年振りのフルーツ公園。予定に入れていなかったけど、通り道なのでついでに立ち寄り。
ここからの眺めも、やはり素晴らしい。
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