積丹半島 神威岬

チャレンカの小道

灯台まではそれなりにアップダウンがある細い尾根だが、遊歩道はしっかり整備されている。

天気が良ければ崖下に “積丹ブルー” と呼ばれるターコイズ色の海が広がり、自分の中の「北海道の海のイメージ」が大きく覆された。

観光客が多いと擦れ違いづらい区間も多く、駐車場から灯台まで延べ15分程度掛かる。

神威岬灯台

一応のゴールとなる 神威岬灯台 。明治21年初点灯の比較的小さなものだが、この風景に白黒に塗り分けられた出で立ちはなかなか印象深い。

▲ 別ウィンドウでパノラマ写真を表示します

灯台の先、岬の突端まで行くことが出来るようになっていて、展望は言うまでもなく素晴らしい。
そして、言い伝えの元となった特徴的な神威岩を臨むことが出来る。真っ平らな岩盤の上に長細い岩が屹立しており、確かにこれは何かしら物語を結び付けたくなるのも頷ける。

帰りは同じ道を戻るので基本的に同じ風景だが、積丹半島の雄大な景色を見ながらなので苦にならない。突端から戻るので全体としては上り勾配となるものの、細かくアップダウンするため上り一辺倒にならず、脚への負担も少なめ。


最後は ニッカウヰスキー 余市蒸溜所 に寄って帰りたかったけど、既に閉門時間になっていたので断念。元からプランに組み込んでいたわけではないので、今回は最高の天気で神威岬を堪能出来ただけでも最高の取れ高だった。

実家に居たのは高校までで行動範囲が狭く、広大な北海道のごく一部しか訪れたことが無い。あまりの広さ故に、帰省の僅かな日程では行ける範囲が限られてしまうけど、関東圏とはまた一味違った感動が得られるのは確かなので、出来る限り多くの場所を巡ってみたい。(ヒグマは怖いけど)

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