紅葉目前の昇仙峡&勝沼新酒ワインまつり

地域によってはそろそろ紅葉も始まりそうということで、山梨の 昇仙峡 に行ってみることにした。
連休の初日にしようと思っていたのだが、どうも天気が思わしくないため、最終日にスライド。午後は渋滞が避けられそうにないので、明け方出発の早め帰りで計画。

午前4時に自宅を出発し、調布ICから中央道に入る。連休中と言えど、さすがに最終日のこの時間だと道も空いている。

談合坂SA

5時過ぎに談合坂に着いて、とりあえず腹ごなしの鶏雑炊を注文。
到着時は真っ暗だったが、30分ぐらいのんびりして出る頃には、すっかり明るくなっていた。

昇仙峡

ひたすら走って甲府昭和で下り、市街地を抜けて昇仙峡ライン (グリーンライン) へ。昇仙峡ロープウェイ のサイトでは、この道は混雑するので別ルートがオススメと書かれていたが、さすがに7時台だとガラガラ。ノンストップで昇仙峡に辿り着ける。

7時半に昇仙峡に到着。ロープウェイの運行は9時からとなっていたので、その前にすぐ近くの仙娥滝に向かう。最寄りの駐車場から徒歩5分ほどの場所だが、「日本の滝百選」の1つだけあり、なかなか見事。
滝自体も良いし、下流に続く渓谷沿いの遊歩道から見上げる覚円峰がまた素晴らしい。紅葉にはあとほんの少しだけ早かったけど、それでも十分に雰囲気を堪能することが出来た。

昇仙峡ロープウェイ 仙娥滝駅

滝から上流に向けて5分も歩けば、ロープウェイの仙娥滝駅に着く。駅のすぐ前にも駐車場はあるが、途中に土産物屋なども並んでいるので、そのまま歩いて向かう。
サイトでは9時が始発と書かれていたので30分ぐらい待つことになると思っていたけど、どうやら今の時期は8時半から増便されているようで、ほとんど待たずに乗ることが出来た。

昇仙峡ロープウェイ パノラマ台駅

約5分で山頂のパノラマ台駅。
北東には 昨年登った金峰山 などが並び、南南西には “浮富士” と呼ばれる富士山、西側にはアルプスの山々が連なる。正にパノラマの展望台といったところ。
山頂に30分ほど滞在し、少し寒いのでキノコ汁を食べて、9時過ぎの下り便で下山。

勝沼 皆吉

昇仙峡ラインを下り、甲府駅前を通過して勝沼へ。調べておいた老舗の 皆吉 まで、ほうとうを食べに向かう。
11時開店なので20分ぐらい前に着いたけど、既に開店待ちの人達が何組か居た。リストに名前を書いておけば、庭や縁側でダラダラと待てるので苦にならない。

馬もつ煮と野菜ほうとう、鶏肉ほうとうを注文。個人的にそれほどほうとうに思い入れは無いんだけど、とても美味しかった。

勝沼 ぶどうの丘

食後はすぐ近くの ぶどうの丘 天空の湯 を目指す。元々、先程の皆吉は天空の湯から近い場所という思惑でピックアップしていた。

正午にしてはやけに混んでいるなと思ったら、この日は偶々「新酒ワインまつり」の日。そう言えば、3年前に来た のが同じ日だったのを忘れていた。
今回は車なのでワインは飲めないけど、前回同様ステーキを頬張り、そのままお風呂へ。もう10回ぐらい入っているが、やはりここの露天風呂からの展望はピカイチ。


14時に勝沼を出発。この時間ならまだ極端な渋滞には巻き込まれずに済むかなと思っていたら、細かい事故が3つぐらい重なり、神奈川に着く頃には夕方になってしまっていた。結局、そのまま調布まで緩々と渋滞に突入。まぁ、事故は仕方が無い。

今回はわざわざ日程をスライドさせた甲斐もあって、雲ひとつ無いほどの晴天に恵まれた。
昇仙峡自体の素晴らしさも然ることながら、全く頭に無かったワインまつりという偶然もあり、1日モノのイベントとしては最高の充実度だったと言える。