3月初旬に仲間内で鍋割山に登ろうと計画を立て、雨で3月末に延期したものの、またしても雨で延期。その後はなかなか都合が折り合わず、ようやく目途が立ったのは3ヶ月後だった。
結果的に今まで揃うことが無かった全員+メンバーのお子さん1人の計7人で登れることになったのは、怪我の功名というところ。ただ、鍋割山でうどんを食べるには微妙な時季になってしまっていたので、子供 (小学5年生) でも登れそうな箱根の丸岳に再設定。
自分は丸岳に 2013年 に登っていて、登り易い割に展望が良く、その上マイナーなので人が少ない、なかなか穴場な山という印象を持っている。
5月に入ってからは週末狙い撃ちで天気が崩れる負のサイクルに陥っていて、この日も前日まで雨予報がチラついていたのだが、夜になってようやく降水の不安から解放された。
箱根湯本駅~乙女口登山口
箱根湯本駅前のバス停から9時ジャストのバスに乗るため、8時半過ぎまでに駅集合。自宅を5時半に出て、井の頭線・小田急線・箱根登山鉄道を乗り継ぐ。途中、メンバーの1人から寝坊して間に合わないとのメッセージが届き、早くも出てしまった。バスは9時10分が最終で、それに間に合わないとどうにもならない。残念…
自分は1時間前に箱根湯本駅に到着し、他にも2人が同じ電車だったので、まずは駅近くのコンビニで昼食のカップ麺とおにぎりを調達。その後は9時までのんびりバスを待った。

箱根には基本的に登山でしか訪れる機会が無く、その登山でさえも最後は2013年。10年以上振りに駅前を歩いてみたが、観光客の体感8割以上が海外勢で、自分が知っている箱根とは別な場所のようだ。


丸岳
乙女口登山口~乙女峠
バス停で6人が揃い、9時のバスに乗車。30分弱で乙女口バス停に到着した。マイナーな山なので、我々以外に下車した乗客は皆無。バス停から少し先の脇道が登山口になっていて、そこから本日の山行を開始する。



前々日・前日と雨が降っていたので、足元がぬかるんでいることを覚悟していたけど、予想に反して大した泥濘は無いようだ。湿度はそれなりに高いものの、曇天なので気温はそこまで上がらず、蒸し暑さとは無縁の快適なシチュエーション。
夏前でまだまだ新緑が美しく、時折現れるヤマツツジが目に鮮やかだ。



登山口から40分で乙女峠に到着。ここから北東方面に進めば長尾山経由で金時山、北西に下れば乙女峠バス停、そして南西は丸岳に繋がっている。小さな木製の展望台が置かれていて、僅かだが西側の展望も得られる。


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