宮地山経由で下山
南側のルートは山頂直下に直進と左への分岐がある。分岐の時点ではよく分からなかったのだが、これはどちらも同じ場所に繋がっていて、直進が「男坂」、左が「女坂」ということらしい。(合流時の指導標で判明)
今回は「女坂」の方を進んでみたが、どうやら「男坂」の方が距離としては短そうだ。看板に依れば、ここは「虫沢古道」なる道でもあるらしい。
山頂から10分で秦野峠・高松山への分岐。
今回はそのまま下山するが、地図では分岐の少し先に「鉄ハシゴ」と書かれた場所があるので、ちょっと寄り道して確認していくことにする。分岐から2分ぐらいでそのポイントに行けるのだが、現れたのはハシゴと言うより、急な階段といった感じのもの。
ちなみにここは寄より少し奥から綺麗に舗装された林道が接続されているので、ゲートが無ければここまで車で来て、15分ぐらいでシダンゴ山山頂に着けてしまう。
若干拍子抜けしつつ、引き返して下山を再開。
こちらのコースもスギの植林が大半だが、途中から椎等の広葉樹も交じって幾分表情豊か。
山頂から30分弱(鉄ハシゴへの寄り道を含む)で一旦砂利道~舗装路が現れ、左脇の鉄塔を潜って、再度登山道に入る。舗装路をそのまま下りることも出来るようだが、去年の地図にこの先は載っていない。綺麗なアスファルトなので、多分新道なのだろう。
舗装路の分岐から少し下って上り返し、タコチバ山の小ピークを通過。看板どころか指導標すらない地味なピークで、地図にも記載が無かった。
木に貼られたテープに辛うじて書かれたマジックの文字すらも消え掛かっているが、手前の上りは短いながらも多少の勾配があるので、一応ピークらしさは感じられる。
宮地山
タコチバ山を越えて、広葉樹の樹林帯をガンガン下ると、10分弱で分岐が現れる。そのまま進むと5分で宮地山、左に下りると寄のバス停に向かうことになる。宮地山は512mの小さなピークだが、5分で着けるなら立ち寄っておきたい。
…と思って行ってみたら、鹿除けの柵に覆われ、展望も微妙な残念ピーク。勿論、5分だから寄った方が良いとは思うけど、タコチバ山があの扱いなのに、こちらがそれなりにしっかり扱われていることに若干モヤモヤしたものを感じた。
分岐まで戻り、あとはひたすら寄を目指して下る。
ここまでの下りは、雨後の割には滑らず歩き易かったのだが、分岐以降は泥濘が多く、所々で足を取られながらズルズル下りる形になった。
分岐から15分弱でイノシシ除けのゲート(上りのものとは別)が現れ、あとは茶畑と民家の間を縫って、上りの最初の分岐を左側から合流する形となる。中津川を渡って駐車場まで戻れば、本コースは終了。
結局最後まで日差しは無かったけど、とりあえず体力・筋力に対する不安を最低ラインとしては解消出来たし、当初の目的は一応達成出来たかなと。
年内に友人達と山納めに行く予定なので、それまでには万全に戻して臨みたい。
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