UNIFLAME | フォールディングガスランタン UL-X クリア

来年のキャンプデビューに向けて少しずつ準備を整えている我が家。とりあえず必要なものは凡そ把握出来ていて、あと買い揃えていないのはテーブルとテント、そしてメイン用ランタン。(テントは入荷待ち)

ランタンはガソリン・灯油・ガス・LEDといった選択肢があるが、年に2~3回という使用頻度を踏まえると、ガソリンや灯油は趣味の側面が強い。最初はLEDが良いかと考えていたものの、バッテリーの劣化や電池購入のコストパフォーマンスから、最終的にガスランタンに絞ることにした。

ガスランタンにはOD缶タイプとCB缶タイプがあり、どちらかと言うとOD缶タイプが主流。自分もクッカーや ルミエールランタン で使用しているのでOD缶タイプで良いかなと思っていたんだけど、UNIFLAMEのフォールディングガスランタン に一目惚れして、結局CB缶タイプを購入することになった。
OD缶の方が出力に優れ、低温に強いという特徴があるものの、我が家の子連れキャンプは精々3シーズン。低温で燃焼性能が著しく悪化するシーンは考えづらい。(専用品のプレミアムガスはイソブタンを主成分としていて外気温-10℃まで着火・燃焼)

フォールディングガスランタン UL-X

フォールディングガスランタンは前モデル (UL-1100 / UL-G) も含めると30年ぐらいの歴史がある、結構なロングセラー商品。
今回購入したものはノーマルタイプ。その他に各年の限定色版が併売されていて、『ホワイト』 『燕三条研磨』 『ベージュ』 『カーキグリーン』 『ガンメタ』等のバリエーションが存在している。古いものは中古市場で流れている場合もあるが、今時点で普通に買えるのは『ホワイト』と『燕三条研磨』ぐらい。
『カーキグリーン』や『ガンメタ』はちょっと良いかなと思ったけど、粘って中古を探すほどでもないので、大人しくノーマルを購入した。

本製品はCB缶を用いる関係で全高35.5cmとそこそこ高いのだが、収納時はホヤ部分を格納出来るようになっており、CB缶と大差無い21cmと比較的コンパクト。このギミックはホヤやマントル保護にも役立つ。
ちなみに画像の展開状態は引き出しが中途半端だったため若干傾いでしまっているが、ちゃんと引き出して固定すれば真っ直ぐになる。

基本的にはイグナイターで点火するが、低温等で点きづらい場合には蓋を開けて手動で点けることも出来るようになっている。イグナイターは別段硬いといったこともないので、女性や子供でも片手で十分点火可能だろう。光量調節の開閉ツマミも適度な回し易さ。

ホヤ内部の黒い棒と、そこからボディに延びている銅板は「パワーブースター」。燃焼時の熱でカセットボンベを温め、液化ガスの気化を促進する独自の機構。CB缶は低温時に弱いという弱点をある程度克服出来るのだと思われる。

CB缶は底部からダイレクトに押し込むだけで、切り欠きを合わせる必要も無し。写真ではホールドするツメがちゃんと掛かり切っていないが、ちゃんとホールドすればグラつきもなく安定感は十分。

オプション

オプションの キャリングケース と スペアのマントル も購入。キャリングケースはそれなりにしっかりした作りではあるが、2,900円はちょっと高い印象。1,000円ぐらいで売ってくれると嬉しい。
ケース上面の内側にメッシュポケットが付いていて、ここにマントルのスペアを入れておけば紛失しづらいので安心。

マントルの空焼き

夜を待って、マントルの空焼き。(別に昼でも出来るけど・・・)
ホヤを外した状態のバーナーにマントルを被せてライターで着火し、火が着いたら開閉ツマミの開け閉めを繰り返して、火を全体に行き届かせる。基本的にはこれだけ。ただ、空焼き後にホヤを取り付ける際はちょっと慎重を期す必要がある。

光量は同社が販売する プレミアムガス で240W相当 (4時間)、レギュラーガス で210W相当 (5時間)と、メインランタンとして十分な明るさ。
燃焼時間という点で多少コスパが悪い気もするけど、年に2~3回ならそこまで気にならないかな。その辺で買えるカセットボンベでどうなるのか、今度試してみよう。

キャンプデビューは来春以降なので、冬の間はベランダでニヤニヤするぐらいしか出番が無さそうだけど、着々と準備が整いつつあるので楽しい限り。

レギュラーガスとプレミアムガス

UNIFLAME製の専用ガスは レギュラーガスプレミアムガス の2種類。夏の間はレギュラーで問題無かったんだけど、10月11月 のキャンプでは光量不足が生じた。ガスが多く残っている内はまだ明るかったのだが、半分ぐらいになるとかなり弱々しい明るさになってしまう。
やはり寒い時季はプレミアムガスに切り替えた方が良さそうだ。

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