WAQ | WAQ LED LANTERN2

付属物

収納ケース

本体サイズからすると、かなり大きめ。本体を保護するという観点では心強いが、持ち運びを考えるともう少し薄ければ有り難い。
ジッパーも初代からアップデートされて止水タイプになったのは良いものの、角の部分がスムーズに開閉出来ず、ストレスが溜まる。

内部の片側は本体を固定するバンドが2本あり、1本はゴムバンド、もう1本はベルクロ。地味ながらこのコンビネーションはなかなか気が利いていて使い易い。

反対側は付属品を収納出来るポケット。

充電用ケーブル

以前のレビューでは USB Type-A → Micro USB Type-B (マルチコネクタで Lightning と USB Type-C にも対応) だったようだが、現在は USB Type-C → USB Type-C (マルチコネクタで Lightning と Micro USB Type-B にも対応) に差し替えられている。

カラビナ (2個)

初代ではプラスチック製だったものが、質感の高いスチール製に差し替えられている。本体を吊るす分にはプラスチック製で困ることはないけど、どちらかと言えばスチール製の方が嬉しい。

取扱説明書

折り畳まれた1枚紙。日本語と英語の記載で、保証書も兼ねている。
内容は最低限といった感じで、操作に関して不足は無いものの、ちょっと味気無い。

予備のネジ、ネジ回し

ハンドル用ネジの予備が2個と、プレートタイプのネジ回しが付属している。これに関しては説明書にも製品サイトにも一切説明が無い。
サイトはともかく、説明書でも触れていないとなると、本当にオマケのオマケで付けてくれているものなのだろうか。

操作

最近のLEDランタンに採用されることの多い1ボタン集約型。具体的には以下の通り。

電源OFF時

1回押す電源ON
2回押す最高輝度で点灯
3回押す中輝度で点灯
4回押す低輝度で点灯
5回押す最低輝度で点灯
6回押すSOSモード (点滅)
7回押す電源OFF

電源ON時

1回押す電源OFF
2秒長押し色温度を変更

パッと見は複雑そうな印象だけど、実際にはON/OFFと調光が単押し、色温度変更が長押しとだけ覚えれば良いのでシンプル。
ただ、この辺の操作割り当ては製品毎にバラバラなので、複数使っている場合は混乱するかもしれない。

点灯モード比較

所持している LUMENA M3 / エクスプローラー EX-036D と、最高輝度の電球色 / 昼白色 / 昼光色で比較してみる。
LUMENA M3は色温度を調節する機能は無く、フラッシュライトモードとランタンモード、その2つを組み合わせた最大点灯モードという用途での使い分けを前提としている。従って正確な比較は出来ないのだが、フラッシュライトは電球色寄り、ランタンモードは昼光色寄りの色温度となっているため、ひとまずそこに当てはめての比較となる。

まず、何も点けていない状態で撮影すると、こんな状態。
(F3.2、SS1/30秒、ISO200で撮影)

WAQ LED LANTERN2
LUMENA M3
エクスプローラー EX-036D

吊り下げ時の照射角度がかなり異なり、設置場所による得手不得手が分かれそうだ。
数値上はWAQの圧勝で、確かに照射面を正面から直視出来ないぐらいの輝度なのだが、吊るした状態の明るさとしてはLUMENA M3と数値ほど極端な差は感じられなかった。(数値ほどの差が無いというだけで、勿論、差が無いわけではない)
エクスプローラー EX-036Dは他2つとかなりの差があり、テント内であれば十分だが、屋外での用途はテーブルランタンぐらいに留まるかなといった感じ。


冬場のメインランタンとしてWAQ、小回りが利いて場所を選ばないLUMENA M3がサブランタンといった運用になりそうだ。

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