UNIFLAME | ファイアグリル

このところキャンプ用品を買い揃えていて、ちょこちょこ記事にしていたんだけど、そう言えば夏に購入した ファイアグリル について書いていなかった。まぁ、ここでわざわざ書くことも無いぐらいの定番商品だが、一応の記録ということで少し振り返り。

まず、我が家のバーベキューにおける要件。

  • 年に数回の利用が精々と想定され、所謂 “ガチ勢” ではない
  • 調理では炭火の使用がメインだが、それ以外では焚き火もしたい
  • 基本的には大人2人と子供1人の計3人での使用に固定されるので、それ以上のサイズは不要
  • 借家のスペースとコンパクトカーの積載量の都合、収納時は極力コンパクトになることが重要
  • HELINOX CHAIR ONE とセットで運用する前提なので、ローポジションが基本
  • 使用後の灰が捨て易く、洗い易いもの
  • 交換部品の調達も含めてメンテナンスし易いと理想的
  • 価格帯としては本体を1万円程度に収めたい

大体こんな感じで探したころ、今回選んだファイアグリルの他にも ColemanCAPTAIN STAGSnow PeakLOGOS 辺りが候補に挙がる。どれも一長一短あるのだが、ファイアグリルは愛用者のレビューが豊富なことと、後から追加出来るオプションが充実していることが決め手になった。

ロングセラー故にパーツ単位での調達が容易な点も大きく、価格・使い勝手・サイズ感といった諸々を総合的に勘案した結果として、ファイアグリルが一番マッチしていると判断した。


本体の構成は、炉・ロストル (底板) ・焼き網・脚の4点のみ。畳まれた脚を開いてツメを展開し、炉とロストルをセット。最後に焼き網を載せる。これだけ。1分あればセッティングが完了する。
唯一の注意点は脚を開く方向だが、ちゃんと矢印が付いているので、分かっていれば間違う心配は無いだろう。

使用する前の個人的な印象として、炉の大きさに比べて脚が貧弱に感じ、4箇所のツメで焼き網を支える構造も若干不安定なのでは?と思ったりもした。実際に使ってみるとそんなことはなく、実用的にまったく問題無いレベルで安定している。耐荷重20kgと、案外タフ。

焼き網は炉に直接載せるのではなく、脚から延びたツメの先に載せる仕様。焼き網が宙に浮いて、更に炉と45度ズレているため、ちょっとした炭の調整がやり易い。
また、焼き網の四隅が炉の外に飛び出る格好になり、焼き上がったものを退避させておく場所として活用出来るようになっている。地味だが意外と有用な特徴だ。

炉もロストルもこれ以上ないぐらいシンプルな形状で、灰捨てや洗浄し易いのが便利。
最後はロストル・焼き網・脚をすべて、更に言えば 薪バサミ や チャコスタ まで炉に格納出来るので、収納ケースにひとまとめにしておける。
収納ケースに関しては 専用品 が用意されているが、ファイアグリル自体がロングセラー商品ということもあり、サードパーティ製のケースも存在している。自分の場合は WILD-1 で売っていた500円ぐらいのものを使っているが、今のところ特に不足は感じてない。