▲ 2010年山初め – 経ヶ岳・仏果山・高取山 (747m)

高取山

仏果山から高取山までも小さなアップダウンが続く。少し下って同じだけ上るの繰り返しで、長い上りも下りも無いので楽チン。

高取山の山頂は仏果山よりも拓けていて、そのまま見下ろす景色も良いけど、仏果山と同じ展望台があるので、そこからだとより見晴らしが良い。
ちなみに経ヶ岳の南東にも高取山という522mの山があるので少し注意。

高取山から宮ケ瀬ダムへの下山ルート

高取山からは少し戻って仏果山登山口に下りるルートと、そのまま北に抜けて 宮ヶ瀬ダム に下りるルート、北東の半原バス停に下りるルートがあり、それぞれほぼ1時間。

当初は厚木に近い仏果山登山口に下りるルートを計画していたのだが、宮ヶ瀬ダムを間近で見たくなったので、予定を変更して宮ヶ瀬ダムルートを選択。標高データからも分かるように、このルートの最後は急な下りになっている。
木の階段が組まれているので危険は無いけど、かなりの段差が延々続くので、膝に不安がある人は避けた方が無難かもしれない。

宮ケ瀬ダム

ガシガシ階段を下っていくと、眼下に宮ヶ瀬ダムが登場。上の写真でも人が居るのが見えるが、中央の部分を歩いて渡れるようになっている。

水とエネルギー館

ダムに併設された 水とエネルギー館
今回は館内の展示までは見なかったけど、特製のアクアソフトを食べてみた。駄菓子のソーダ味的な味で、正直あんまり美味しくないけど、疲れは取れたかも。

インクライン

水とエネルギー館の隣には、300円で下まで運んでくれる インクライン がある。
インクラインってのはケーブルカーとほとんど同じだけど、ケーブルカーは旅客営業を目的としたもの、インクラインは産業用に建設されたものを言うらしい。

実は下りるだけなら無料のエレベーターでも下りられるのだが、こちらは外の景色を見ることが出来ないとのことなので、迷わずインクラインに乗車。
インクラインの傾斜は、感覚的には直滑降一歩手前ぐらいに感じたのだが、実際のデータでは35→31→35度とのこと。スキージャンプの斜度とほぼ同等らしい。こんな急斜面を滑り降りてたのか、あの人達…

添乗員さんが気さくな人で、ダムや近隣の山のことを色々教えてもらった。

下からは渓谷を塞ぐ壁の様に、ダムがそびえている。関東第2位の高さ (156m) を誇るというだけあり、真下から見上げると圧巻。

宮ヶ瀬副ダム (石小屋ダム)

すぐ隣には宮ヶ瀬副ダム (石小屋ダム) があり、こちらはレトロな造りが印象的。
宮ヶ瀬ダムと宮ヶ瀬副ダムは月に2回ほど観光放流をしている。次に行く機会があれば、是非ともそのタイミングで行きたいところだ。7月末には内部を一部見学出来るそうなので、こちらも行ってみたい。

ここからは川沿いの道を20分ほど歩いて、半原バス停を目指す。半原からは大体30分間隔でバスが出ていて、始発なので確実に座れる。本厚木駅までは30分強。


というワケで、今年1回目の登山も上々の滑り出し。立ち寄った宮ヶ瀬湖も思い掛けない当たりだったし、天気にも恵まれた。
ほぼ4ヶ月空いているので、久々に登るとハイキングレベルのコースでも足腰に来る。4月は既に2件の予定もあるので、梅雨までペースを緩めずコンスタントに登りたい。