2018 年初め – 四国讃岐うどん弾丸ツアー

純手打うどん よしや

讃岐うどんを掴み切れないまま、2軒目はなかむらから5分の 純手打うどん よしや へ。
香川のタウン誌サイト ナイスタウン で、讃岐うどん総選挙2017 の1位を獲得したらしい。ローカルサイトという性質上、県外からの投票は少ないはずなので、比較的地元民の意見が色濃く出た結果なんじゃないかと思われる。

よしやのメニューはなかむらとそう大きな違いは無いが、季節メニューとして蕎麦としっぽくうどんが用意されている。
とは言え、讃岐うどんビギナーとしていきなり変化球に手を出すわけにもいかないので、今回も比較的ベーシックな冷たい温玉ぶっかけうどんを注文。

麺はなかむらのものより僅かに太く、コシはより強め。

山越うどん

胃袋が少し落ち着いてきたので、20分ほど離れた 山越うどん に向かう。
製麺所型うどん店の最有名店とのことだが、閉店30分前の13時半に到着すると既に長蛇の列が出来ていた。駐車場には複数の案内員も立っているし、スタッフの人数も前の2点より大分多いようだ。案内員曰く「20分ぐらい並ぶ」という話だったが、最終的に口に出来たのは30分後だった。

この店の名物は釜玉だそうで、お品書きでも一番上に並んでいる。出来れば素の状態の麺を食べて見たかったけど、今回はオススメに従って釜玉を注文。
今回食べた中では一番麺が太いが、一番柔らかくてコシはあまり感じられなかった。個人的にはここまで並んで待つほどのインパクトは無いかな。

宮武うどん

帰宅時間と閉店時間との兼ね合いで、あと1軒だけ回って讃岐うどんツアーを終えることにする。最後に選んだのは、宮武うどん
一度閉店した老舗から暖簾分けされた、謂わば”二代目”。「宮武うどん」という名前は関東圏でもチェーン店として見掛けるが、多分ほぼ無関係。

最後もベーシックな冷たいだしかけうどんにしたが、胃袋に余力があったので、おあげ・ナス天・カニカマ天を追加。
太さもコシも今回の4店では平均よりやや太め&強め。良くも悪くも昔ながらであまり手を加えていない、オーソドックスな讃岐うどんといった印象だ。

山越うどんがピンと来ず、お土産を買い控えていたので、ここで持ち帰り用の麺を購入してツアー終了。店を出ると丁度15時。入口には「本日終了」の看板も出て、丁度良いフィニッシュ感。

今回回った店の総括

個人的な食べ比べの感想としては、こんな感じ。
味は注文するものによって印象が大きく異なるので、あくまで今回食べた範囲の感想ということで。

味の好み

よしや > なかむら > 宮武 > 山越

思い描いていた讃岐うどん店っぽさとの一致

なかむら > 山越 = 宮武 > よしや

とんぼ返りで弾丸帰宅

帰りに瀬戸内海が見える展望風呂という話も出たが、今から直帰しても24時を回る計算なので、「本当にうどんを食べただけで帰る」という弾丸っぷりで、そのまま高速に乗った。
帰りは瀬戸大橋から岡山に入り、山陽自動車道で関西方面へ。神戸以降は往路をそのまま戻る形でひたすら走り、やはり往路と同じ EXPASA御在所 で夕飯。
往路では気付かなかったけど、中国自動車道から唐突に”太陽の塔”が見えたのは激しく感動した。

途中、事故渋滞等で若干ロスもしつつ、最終的な帰宅は26時だった。代官山の蔦屋書店を出たのが前日の26時なので、丁度24時間で往復した形だ。総走行距離は1,500km。ウヒー。
今回は敢えて距離の限界に挑んだ感があり、今後も同じ方向性で企画を続けるかは未定だが、とりあえず運転手が2~3人居れば、そんなに無理せず四国まで往復出来ることが分かった。

讃岐うどんの食べ比べは想像以上に楽しかったし、新年一発目を飾るに相応しい企画だった。
しかし、来年以降のハードルは更に上がった気がする。いよいよ空を飛ぶしか無いのか…?

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