2018 年初め – 四国讃岐うどん弾丸ツアー

去年の三崎・横浜クルーズ に続いて、今年も野郎3人による弾丸企画が発動。
今回は24時間で四国(香川)まで行って、讃岐うどんだけ食べて帰るという、移動距離としては間違いなく最長の企画である。

思い返せば、hikaruとは毎年年明けに何かしら企んでいる。
この流れは概ね 2011年の竜ヶ岳 から始まり、子供が生まれたばかりの一昨年以外、何らかの形で決行され続けて来ている。(竜ヶ岳はhikaruグループの企画に俺が参加した形だけど)

遡れば、専門学校を卒業して以降7年に亘って続いていた 正月温泉企画 の流れを汲むものと言える。
それ以外でもhikaru・U1とは度々旅に出ているが、最近は各人の環境も変わって頻繁に機会は作れないし、そんな中で”年明け”というのは定例化し易いタイミングの1つでもある。

代官山で候補地探し

まずは3人で25時半に代官山の 蔦屋書店 へ。
この時点でまだ明確な目的は決まっておらず、どこに行くのかを決めるため、旅行本コーナーを物色する。書店は26時で閉まってしまうし、遠くに行くなら少しでも早く出発したいところ。
事前に何となく24時間で往復出来る範囲として、青森 or 四国 という候補は挙がっていて、書店では沖縄 (飛行機)、台湾 (飛行機) みたいな案も出た。
最終的に青森 (大間でマグロ!) か四国という二択となり、今時季は雪で時間が読めないリスクを避け、四国までかっ飛ばすプランに決定。四国に行ってどうするかまではその場で決め切れなかったので、とりあえずガイド本を1冊買って、道中で詳細を詰めることにする。

約10時間の高速西進

早速首都高に乗り、東名・新東名でひたすら西へ、西へ。
とりあえずの目的地である四国上陸まで、ノンストップでも8時間掛かるとカーナビが表示している。
伊勢湾岸自動車道、東名阪自動車道、神名神高速道路、名神高速道路、阪神高速と乗り継ぐ。
ナガシマスパーランド って、こんな場所にあったのか! デカい!

7時に EXPASA御在所 で朝食。
この時には既に香川で讃岐うどんを食べるという目的が定まっていたにも関わらず、何故かきしめんを食べるという謎のチョイス。すべては勢いが決める。

我が愛しの神戸も、高速からベイエリアとポートタワーを流し見ただけで華麗にスルー。(泣)

10時に明石海峡大橋を渡り、淡路島に上陸。
途中のPAにトイレ休憩で立ち寄るのみで、うずしおさえも華麗にスルー。(号泣)

香川到着

大鳴門橋を渡り、11時過ぎに徳島から四国入り。ノンストップで香川は丸亀に直行する。
うどん屋は14時前後で昼の営業を終えてしまう店が多く、24時間で帰京するためのリミットもある。広範囲に広がる店々を渡り歩けるわけではないので、現実的にハシゴ出来るエリアに絞らねばならない。

ちなみに丸亀市で存在感を放つ”讃岐富士”こと飯野山。標高400mちょっとの小さな山だが、ポツンと聳える綺麗な山容は”富士”と呼ぶに相応しい。

なかむらうどん

まずは1件目。高松自動車道の坂出ICから程近い人気店、なかむらうどん に向かう。店の外に列が出来ていたが、席数が多く、とにかく回転が速いので待ち時間は10分ぐらい。
なかむらのメニューは、かけ / 醤油 / 冷やし / 湯だめ / 釜玉 / ぶっかけ の6種類。平日は 肉 / 肉ぶっかけ もあるらしい。

個人的に讃岐うどんと言えば”コシ”だと思っていて、食べ比べするなら温かい汁が掛かっていないタイプで通すことに決めていたので、ここでは”醤油”を注文。この後のことも考えて、サイズは小、トッピングは無し。
なかむらは麺を渡された後、更に自分で湯掻き、熱々の状態にすることが出来るシステム。麺が伸びないよう、必要最小限の5秒だけ湯掻いて席に移動する。無料トッピングの大根おろし、白ごま、長ネギ、生姜を少々。醤油は自分で掛ける。

いざ実食。 麺は想像よりも少し細めで、コシも思っていたほどには強くない。ツルッと口当たりと喉越しが良く、これはこれで好みだ。
友人2人は”かけ”だったが、こちらは”醤油”以上に麺が柔らかく、良くも悪くも讃岐っぽさは薄め。
そもそも、はなまるうどん や 丸亀製麺 から我々が勝手に想像する讃岐うどんとは違うというだけで、もしかして本場の讃岐うどんってそこまで「太い」「コシが強い」というわけではないのかも?

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