▲ 2021年山初め – 浅間嶺 (903m)

前回の山行から緊急事態宣言による自粛もあって3ヶ月が経ってしまった。
例年なら2月には軽い山初めを済ませているところだが、季節は既に春。
さすがにこのまま4月を迎えるのは悲しいので、とりあえずサクッと登れる低山ということで、一昨年登った浅間嶺 に向かうことにする。

JR 武蔵五日市駅

前回は浅間尾根登山口から登って 払沢の滝 に下りる東進ルートだったが、今回は下山後に 蛇の湯温泉 たから荘 で入浴するため、逆ルートを選択。
武蔵五日市駅から7時10分のバスに乗って払沢の滝入口バス停で下り、7時50分からスタートする。払沢の滝は前回の下山後に見ているので今回はパスして、直接浅間嶺を目指す。
バス停にはトイレと自動販売機があるが、スポーツドリンクは取り扱いが無いため、必要なら事前に買っておくようにしたい。

払沢の滝バス停 → 峠の茶屋

舗装路と山道を行き来しながら、まずは峠の茶屋まで進む。
途中にあるトイレ前の分岐では時坂峠経由コースと舗装路コースを選べるが、前回は時坂峠経由コースを歩いているので、今回は舗装路コースを歩いてみた。特にこれといった特徴があるわけではないが、全体的に展望に恵まれた気持ち良いコースだ。

▲ 別ウィンドウでパノラマ写真を表示します

この時季は峠の茶屋が閉まっているものの、茶屋前のビュースポットは見晴らし抜群。

峠の茶屋 → 浅間嶺展望台

茶屋を過ぎてすぐの位置にある「そば処 みちこ」。
前回登った際は閉業してしまっていたが、その後週末のみ営業再開したらしい。こちらも冬季は休業なので、いつか暖かい時季に訪れてみたい。

「みちこ」を過ぎるとようやく普通の登山道がスタート。
ヒノキ・サワラ・モニといった木々が迎えてくれるが、今時季はほとんど葉も付いておらず、ひたすら茶色い斜面を歩く。急坂も無く展望も良好なので、彩りに乏しい以外は快適なコースとなっている。


バス停から2時間弱で山頂近くの展望台に到着。以前ならもう30分は巻いていたような気軽なコースだが、鈍り切った今の自分ではこんなものだろう。
前回は富士山が綺麗に見渡せたのだが、今回は生憎の曇天。それでも周辺の山々は見渡せるのが低山の良いところ。気温は4℃ぐらいだが、風が無いのでそれほど寒くは感じない。
ちなみにこの展望台は正確には山頂ではなく、山頂はコルを挟んですぐの位置にある。ただ、そちらは木々に囲まれて展望が無いため、実質的にはこの展望台が山頂として扱われているようだ。

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