水府竜の里公園キャンプ場 (2023年秋 1日目)

まだまだ残暑が厳しいので、少しでも北に逃げて涼みたいと思い、ストックしていた候補から 水府竜の里公園 をチョイス。4年前に訪れた 竜神大吊橋 から車で数分という距離にあり、温泉付きなのに格安という点が魅力的。

3連休の初日で天気の心配も少ないという好条件から、ある程度の渋滞は必至。それを見越して自宅を8時に出発して、いつものように大泉ICから東京外環に上がると、やはり早速渋滞が始まっていた。そこまで酷くはないものの、40~80km/hの流れが続き、三郷JKTから常磐道に移ってからも守谷SAを過ぎる辺りまでスローペースのまま。

今回は道程が長いので、途中の 美野里PA でトイレ休憩。この辺りまで来るとスイスイ流れるようになっていたので、当初の予測よりは30分強早く、那珂ICで一般道に下りることが出来た。

道の駅 ひたちおおた

那珂ICから15分、11時過ぎに 道の駅 ひたちおおた に立ち寄り。正直それほど大きな期待はしていなかったんだけど、思ったより色々充実していて嬉しい誤算だった。

特に気になったのは、直売所で見付けたポポーなる果物。「森のカスタードクリーム」と呼ばれ、マンゴー・バナナ・アボガドを足したような味とのこと。収穫後の足が速いためほとんど流通しておらず、ほとんど産地で消費されるらしい。栽培難度が高い上に日持ちもしないとなると、どうしても生産農家は限られる。
購入して帰宅後に食してみたところ、確かにマンゴーやバナナを感じさせる複雑な味わい。個人的には柿っぽさもあるように思う。相方と2人で非常に美味しく堪能したので、見掛けたらまた購入したい。

昼食は別の場所を考えていたんだけど、フードコートのラーメンがなかなか良さそうだったので、予定変更してここで済ませることに。佐野ラーメンのような優しいテイストで美味しかった。

水府竜の里公園

チェックイン受付が始まる13時丁度に現地到着。受付は公園ではなく、その手前の 竜っちゃん乃湯 のフロントで行う。
キャンプ場の利用プランはシンプルに2種類のみ。個別オートサイトが3,150円、フリーサイトはテント1張のみなら2,100円、タープを追加する場合は1張1,050円。テントとタープを張るなら、個別オートサイトもフリーサイトも同じ3,150円になるんだけど、個別サイトには竜っちゃん乃湯の入浴無料券が2枚付いてくるという特典がある。
サイト利用料が相場の半額ぐらいなのに、更に入浴無料券まで貰えるという破格のサービス振りには驚かされる。

キャンプ用品のレンタルや販売は無いものの、薪や炭、調味料等は購入可能。また、バーベキュー用の肉も色々も販売されていて、かなり充実しているので次回は利用してみるのも良さそう。

サイト

竜っちゃん乃湯から少し坂を上るとキャンプ場。手前に個別オートサイトが24区画、奥の高台にフリーサイトが15区画相当ある。

個別オートサイト

狭いところで80㎡、広いところだと11㎡強あり、G~Lは展望も良い。区画間の一部は植え込みで隔てられている。立木もあるが、こちらも区画間に植えられているため、レイアウトの自由度は高め。

フリーサイト

個別オートサイトの奥から階段を上った高台にある。どこからでも展望は良好。駐車場は階段下だが、上にも2台分程度の荷裁きスペースがあるので、荷物の運搬は比較的容易。

設備

格安のキャンプ場ということで、当然高規格ではないものの、最低限必要な設備は整えられている。

洗い場

広めのシンクが6つ、それぞれに蛇口が2口。お湯は出ないし、スポンジや洗剤等も用意されていないが、真冬でも無ければ何も問題無いだろう。

一応、他に網等を洗うための蛇口と思われるものも1つある。

トイレ

しっかり手入れされていて、非常に綺麗。センサーライトなので虫が集まっていたりすることも無く快適。男性用トイレは小便器が3つ、個室が2つ。ウォシュレットだが片方が使用不可になっているし、多目的用の個室も故障で使用中止。キャンプ場の規模を考えると若干厳しい。

休憩所

フリーサイト側の高台にある。どう使えば良いか分からないけど、荒天時の避難所として考えておくのが妥当か。

ゴミ捨て場

本キャンプ場の特徴として、ゴミ捨て場が設置されておらず、基本的にゴミは持ち帰ることになっている。ただ、我々が利用した9月からは有料で回収してくれるようになったそうで、可燃ゴミ / 缶 / ビン / ペットボトルの有料ゴミ袋 (各100円) を購入することで廃棄が可能。
同様に灰捨て場も設置されていない。上述の可燃ゴミとして廃棄は可能だと思うが、まだ熱を持った状態で廃棄するのは当然厳禁なので、廃棄するなら最終日の朝は火を熾さないことが前提になる。

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