▲ 2008年山納め – 川苔山 (1,363m)

今年最後の登山ということで、奥多摩の川苔山に登ってきた。今年は丹沢方面に行くことが多かったので、何気に久々の奥多摩である。
天気にも恵まれ、格好の登山日和・紅葉日和となった。

川乗林道~百尋の滝ルート

今回は川苔山という字面の通り、沢に沿って登るコース。

奥多摩はバイカーが多くて、山によっては常に騒音を聞かされることになるのだが、この山は比較的静かで、沢のせせらぎを聞きながら登ることが出来る。ただ、コース自体は道幅が狭い上に手摺が1つも無く、気が抜けない。

百尋ノ滝

落差も水量もなかなかあり、夏にでもまた来たいスポット。
ここまでの道程は起伏に富んでいて、目にも登るにも楽しいコースだったのだが、以降のコースは急に傾斜がキツくなり、沢からも離れてひたすら登ることになる。しかも目指す山頂がどれなのか分かりづらく、目標が定まらないので精神的にもジワジワ来る。

川苔山 山頂

山頂は一部が樹木で遮られているものの、奥多摩山系の山々が見渡せて素晴らしい眺望。
登っている最中は暑いぐらいだったけれど、動くのを止めると途端に寒い。さすがに夏山とは勝手が違う。

身体が冷えない内に防寒具を着込み、お湯を沸かす。今回もいつも通りカップ麺とコーヒーで昼食。寒い中では一段と旨い。

鳩ノ巣駅への下山ルート

帰りのルートは予想より楽で、3時間のコースタイムに対して2時間で下山。

一心亭

その脚で調べておいた近場の温泉 一心亭 (現在はそば店として移転) に向かう。時間帯の関係からか、幸いなことに我々以外に先客が居らず、ほぼ貸切状態。
鳩ノ巣渓谷の只中という絶好のロケーションの中で温泉に浸かり、風呂上りにビールと鱒の塩焼きで乾杯。素朴な味で美味しかった。


これで今年最後の登山も無事に終了。今年も概ね天候に恵まれ、月1以上の頻度で充実した山行を楽しむことが出来た。仲間内の装備も徐々に揃いつつあるし、来年も範囲を拡げていきたいと思う。

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