▲ やっぱり今年も – 陣馬山 (855m)

去年 に引き続き、今年も陣馬山。今年は会社の同僚とその友人の計5名。
ほぼ全員が山は初めてに近い状況だったので、ならば問答無用でここでしょうということで、半ばホームグラウンドと化した陣馬山にご招待。

今回は数日雨から降水が無く、週末中は全国的にほぼ雨が降らないという理想的な天候。
先週の丹沢 は快晴だったのに山の上だけ雲に包まれていて展望無しという、ある意味で山の醍醐味を体現した山行だったのだけど、今回は低山ということもあり、下から上まで綺麗に見渡せる見事な空模様だった。

JR 藤野駅~陣馬登山口バス停~陣馬山

神奈川方面から来る人も居たので、いつもより1時間遅い10時に藤野駅集合。

バスに乗って5分で陣馬登山口に到着。緩やかな車道歩きを経て、登山道がスタート。

今回のメンバーは全員がデジカメ持ち。何かあれば全員でパシャパシャ撮っているので、登る速度が遅い遅い。(笑)

サクラスミレ、チゴユリ、キランソウ、クサイチゴ。最初の写真の竹も含めて、春の草花はまさにピークといった状況。園芸種のような華やかさは無くても、慎ましさと力強さで十分に楽しませてもらった。

陣馬山 山頂

予定より30分ほど遅れて山頂に到着。
写真を撮るのが良い休憩代わりになっていたようで、全員それほどヘバらずに登頂。

山頂奥手の芝生で、文字通り大の字になって休憩。ちょっと過ぎてしまった鯉のぼりを、仰向けになって眺めながら脱力する。
当初は1時間で山頂を発つ予定だったが、あまりに気持ち良くて2時間も寛いでしまった。まぁ、そんな適当でも全然OKなのが、この山の魅力でもある。

奈良子尾根ルート

計2時間半遅れで山頂を出発。ここからは奈良子峠経由のルートで 陣馬の湯 (陣谷温泉) を目指す。こちらはこれでもかと言うくらいにヤマツツジが見事。

陣馬の湯

15時半に陣馬の湯に到着。
丁度前のグループと入れ替わりのタイミングだったので、混んではいるものの、しっかり浸かって疲れを取ることが出来た。
ちなみに陣馬の湯というのは姫谷 (2017年閉業)、陣渓園陣谷温泉 という3つの温泉旅館から成っていて、それぞれ個性があってなかなか素敵。最初は陣谷温泉だと思うけど、機会があれば3つとも回ってみると楽しいかも。


ここから20分ほど車道を緩々下って陣馬登山口バス停に戻るのだが、バス停の時刻表を見ると、温泉で確認したはずの便が存在せず、次は1時間半後という状況。藤野駅までは歩いても30分ちょっとで戻れるので、ビールを煽りつつ歩くことにする。
この辺の道って、何か昔の田舎のイメージがそのまま残っていたりして、夕暮れ時に歩くとノスタルジックな気分に浸れる。川も感動的に綺麗。
下山後に30分の車道歩きは少し面倒だけど、この日はそういう風情なんかも含めて、メンバー全員「結果的に歩きで良かった」という結論に収まった。

最後に一方通行かと思うようなトンネルを抜けて、無事に藤野駅に到着。電車は待ち時間無しで乗れたので、車内でお互いの写真を見せ合いつつ、高尾駅で解散。その後、同方向の後輩と立川駅で降り、駅前でラーメンを啜って全行程が終了した。

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