かつぬま新酒ワインまつり 2011

11月3日、文化の日は “山梨ヌーボー” 解禁の日ということで、山梨は勝沼ぶどう郷、ぶどうの丘 で催された かつぬま新酒ワインまつり (以下、勝沼)に行ってきた。山梨方面の山行の帰りに立ち寄る 天空の湯 があるところなので、馴染み深い。

この日は日比谷公園でも、去年行った 山梨ヌーボーまつり (以下、日比谷) が催されていて、前日までどちらに行くか悩んだのだが、日比谷公園は去年行っているし、セットで河口湖方面を回りたかったので勝沼を選んだ。
日比谷は東京・甲府・大阪と大きな会場を設ける大々的なイベントで、サイトも綺麗に作られていてなかなかの華やかさ。一方の勝沼はサイトにほとんど情報が載っておらず、過去に訪れた人達のブログ等から大体の感じを推測するしかない。

勝沼ぶどう郷 かつぬま新酒ワインまつり

この週はずっと続いていた秋晴れが息切れしたのか、この日は若干の曇天。
三鷹からホリデー快速河口湖号に乗り、高尾で中央本線に乗り換える。開場は10時からだったが、我々が到着した10時半には会場は満員だった。
ホロ酔いの混雑を尻目に、まずは天空の湯に浸かる。午前中に利用するのは初めてだったけど、露天風呂を独り占め出来るぐらい空いていて快適。

1,000円でグラスを買い、あとは試飲し放題になるのは日比谷と同じシステム。出店しているメーカーも、勝沼の方が少ない (10メーカー、24種) ものの大体一緒。ほぼ同じ仕組みで運営されていて、それをローカルでやるか大きく展開するかの違いのようだ。
ちなみに日比谷の入場料が今年は1,000円 → 2,000円へと倍増しており、グラスの他におつまみも付くらしいのだが、若干商売っ気を強めてきた印象である。

勝沼は会場が小さいので混雑しているけど、列に並ぶ人の絶対数が少ないため、2~3分も待てばすんなり試飲出来て非常に快適。日比谷は人気の酒造だと並んでいる間に酔いが醒めてしまうぐらいの列だった。

約1時間の滞在中にワイン6杯、ステーキ、とん汁、フライドチキン、唐揚げを堪能。ほとんど肉しか食べてないけど、売っているものがそっちに偏っていたから仕方無い。
途中で30分ぐらい小雨が降られたけど、それによって一時的に試飲の列が減り、一気にまとめて試飲することが出来たのでむしろ良かった。曇天でも気温は例年より高かったし、風呂上りでも上着が要らないぐらい暖かい。

河口湖 久保田一竹美術館

この後は若干酒気を帯びつつ河口湖に向かい、個人的にお気に入りの 久保田一竹美術館 に立ち寄る。

10年ちょっと前から隔年ぐらいの頻度で訪れているところで、最近は少し俗っぽくなってきた印象があるけど、それでも素晴らしいので足を運んでいる。
丁度庭の紅葉が始まっていて、都内より少し早い紅葉を愉しむことが出来た。


河口湖紅葉まつりの紅葉回廊はまだ紅葉し切っていない感じだったので、いつか改めてバッチリの時季に来てみたい。

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