▲ 偉大なる先達に想いを馳せる山納め – 茅ヶ岳 (1,704m)

茅ヶ岳 山頂

12時半に山頂到着。聞いていた通り、360度の大パノラマが待っていた。
富士山は言うに及ばず、南アルプス、甲斐駒ケ岳、金峰山 に瑞牆山。”ニセヤツ” という若干不名誉な名の由来となった八ヶ岳も勿論見える。

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山頂は狭くもないが、富士山を眺めつつ他の登山客が写真撮影する場所を空けておこうと思うと、適当な候補地はそれほど多くない。我々が到着して間もなく、後から来たグループが盛大に酒盛りを始めたので、少し距離を取った岩場の陰に荷物を下ろして昼食の準備を開始する。
風は穏やかで陽射しも十分だったけど、それでも今時季は動いていないと徐々に身体が冷える。ウインドブレーカーを1枚羽織って、カップ麺が出来上がるのをジッと待った。

金ヶ岳を諦めて下山

1時間ほど滞在して、一通り写真に収めてから山頂を出発。
当初の計画では、ここから金ヶ岳に向かい、明野ふれあいの里 に下りる予定だった。しかし、既に脚が攣っていたK君の体力面での不安と、茅ヶ岳山頂での十分な取れ高、そして遠方から参加しているメンバーが居る関係で諦めていた帰りの温泉を復活させることを鑑み、プランを変更してそのまま深田記念公園に戻ることにした。
スタートが遅かったこともあって早い日没までそう余裕も無いし、K君の初めての山行、そして我々にとっても年内最後の山行で無理をする必要も無い。

上りで選ばなかった、地図上で特に何もポイントが無い西回りのコースで下山を開始。
こちらは東回りのコースよりも道が広くて歩き易いが、延々と下り(上り)続ける緩急の無さが精神的にキツく、どちらが良いかは一長一短という印象。まぁ、下りに使えばタイムは稼ぎ易いかな。
ただ、この山を選ぶ以上は”深田久弥終焉の地”を避ける理由が無いはずなので、とりあえず最初は東回りのコースを選んでおく方が無難だろう。

15時に深田記念公園帰着。
林道の時点でタクシーを呼んでおいたので、時間のロス無しで韮崎駅に向かうことが出来た。

勝沼ぶどう郷 天空の湯

今回も駅前の NICORI でお土産の信玄餅を買い、勝沼ぶどう郷の 天空の湯 で汗を流して終了。
来年には関西出張中のメンバーも復帰するし、待望の新メンバーも加入して上々の形で山納めとなった。
年明けの山行は未定だが、多分2月中には個人的な山初めを計画したいと考えている。

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