▲ 雪舞う早春の三浦アルプス (202m)

乳頭山 山頂

12時少し前に乳頭山の山頂に到着。
風が通る場所だとそれなりに寒いが、汗を掻いていなかったので汗冷えの心配は無く、ウインドブレーカーを羽織れば凌げるぐらい。雪が止んでいたのは幸いだった。

山頂は木で覆われて展望はイマイチだけど、奥の方に若干開けた場所もある。広さはそこそこで、余程大挙しない限りはスペースに困ることは無さそう。ザックを下ろして、いつも通りのランチタイムで暖を取る。

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乳頭山 → 馬頭観音 → 東逗子駅

ジッとしているとさすがに冷えて来るので、30分程で山頂を出発。
山頂からすぐの場所に茅塚と似た雰囲気の斜面があり、風を気にしないならこちらの方が展望は良いようだ。

乳頭山からは北に下り、馬頭観音を通過して東逗子駅に向かう予定だったのだが、山頂すぐの分岐を見落としていたようで、北西の南中峠方面に下ってしまった。
「斜め十字路」という分岐から正規ルートに復帰出来たためタイムロスは最小限で済んだけど、先頭を歩いていないとルート確認が疎かになりがちで、気を引き締めなければならない。

下山のコースもあまり特徴や変化はなく、展望も乏しいので地味な山歩きが続く。この頃には頭上の雲が切れ始め、時折暖かい日差しが注ぐ木漏れ日ハイクを楽しめた。
途中から若干道が綺麗になり、マウンテンバイクを駆る人達も見掛けるようになる。トレイルランで人気のコースだとは聞いていたが、マウンテンバイクのフィールドとしても知られているらしい。

住宅街の間を縫うように歩き、14時少し前に民家裏の登山口に到着。東逗子駅までは5分なのが嬉しい。大船方面への電車も1時間に3~4本ある。
3人ともとりあえず大船までは一緒なので、大船の銭湯で温まって、近くのうどん屋でビールを一杯引っ掛けてから解散。


トレッキングにも満たないハイキング的な山行で、全体を通してそれほど収穫があったわけではないが、前々から気になっていた三浦アルプスを歩くことが出来たので、その点については満足。
三崎に向かう際 の横横道路もそうだし、三崎・横浜クルーズ でも目にしていたエリアなので、実際に歩いてみることで、今後はまた違った三浦の楽しみを見出せるかもしれない。

また、ここ1ヶ月弱は Fit Boxing というゲームで1日30分程度だが身体を動かしていたこともあり、昨年感じた身体の重さ+筋力の衰えをどれぐらい払拭出来ているかの試金石にもなった。
1ヶ月弱で見違える成果が出るわけはないし、負荷的にも物足りないコースだったのは確かだが、それでも200段の階段でも息が上がらないといった手応えは少なからず得ることが出来たと思う。
4月にはいつものメンバーでの山初めも考えているので、このまま身体を動かし続けて身軽になっておきたい。

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