▲ 下りは長いが好バランス – 伊豆ヶ岳 (850.9m)

伊豆ヶ岳 → 古御山 → 高畑山 → 愛宕山

伊豆ヶ岳から15分で古御山。標高830m。
やはり展望は無く、コース上の小ピークといった印象。

更に30分で高畑山。標高695m。
直下がそれなりの急坂、広くてベンチがあり、展望が無いという本コースのテンプレ的な山頂。

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高畑山を過ぎて間もなく、送電線の無い烏帽子鉄塔が印象的な展望地が現れる。
毎日送電線 というサイトによると、50年近く前に廃線となった安曇幹線なるものらしい。

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高畑山から45分で天目指峠で林道を跨ぎ、更に40分で愛宕山。
ここは祠があるだけの通過点だが、直前の上りはそれなりなので、小休止には向いている。

愛宕山からすぐの分岐。今回は予定通り直進するが、右に曲がると白石車庫方面へのエスケープが可能。
その場に行けば気付くと思うが、実は左にも道が付いていて、進むとすぐにビュースポットが現れる。地図上に記載は無く、看板にも記されていないので通り過ぎてしまう人も居るかもしれないので注意。なかなかの好展望だ。

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子ノ権現 (天龍寺)

分岐を直進すると右の斜面下に真っ白な掌が見え、そのまま進めば 子ノ権現 (天龍寺) の裏手から境内に入る形となる。

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このお寺、全体的には立派で普通なんだけど、山門に立つ仁王像のインパクトがやたら強い。等身のせいかぽっちゃりしてみえるし、カラーリングが完全に ピーポ君 である。せめて色だけでも何とかならなかったんだろうか…

境内を出ると3件の茶屋が営業していて、トイレと自動販売機もある。
ここまでは車で上がって来ることが出来るため、参拝客もそれなりに多いようだ。山行の場合、ここからが案外長いので、トイレを利用出来るのは非常に有り難い。

子ノ権現 → 吾野駅

子ノ権現から僅かに林道を歩き、再び山道へ。
山道の入口には 浅見茶屋 の看板が設置されており、我々の次なる目的地はここである。

看板から15分ほどで再び林道。本日の山道はこれにて終了だが、ここから駅まではまだ遠い。

林道を5分で、待ちに待った浅見茶屋…のはずだったのだが、何とまさかの臨時休業。
後から確認したら、サイトにはしっかりお知らせが出てました。当日まで寄るか決めていなかったので、そこまでしっかり調べてなかったのが敗因。
江戸末期に建てられた古民家で昭和7年から営業されている茶店で、(営業していれば) うどんと甘味が楽しめます。是非食べたかった…

萎える気持ちを奮い立たせて、ダラダラと舗装路歩きを再開。ゴールの吾野駅までは40分。
途中にシャガの群生地があったり、最後の線路脇が高台で好展望だったり、意外とダレずに楽しめた。ただ、1時間に2本の電車には結構ギリギリで、最後は駆け足だったのが余計な消耗だったかな。

いるまの湯

下山後のこのエリアで悩ましいのが、入浴事情。
近場には 休暇村 奥武蔵 という非常に綺麗な施設があるんだけど、日帰り入浴の営業時間が15時 (受付は14時半) と厳しく、今回のタイムスケジュールでは利用出来ない。
そして、ここを除くと近隣には銭湯を含めた入浴施設が一切無く、飯能を越えて入間市、または昭島まで向かう必要がある。しかもそれぞれ駅から20分程度歩くことになるため、山行帰りに立ち寄るには微妙に遠い。
どちらにするかは当日まで悩んだが、今回は吾野から乗り換え無しで向かえる入間の いるまの湯 に決めた。

最終的に4人になってしまったけど、数年振りのメンバー復帰があり、天候にも恵まれて充実した山行だった。
年1の泊まり山行に向けた相談も始まっているし、コンディションを維持して次の計画を進めたい。

DATA

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