塔ノ岳 山頂
13時30分、塔ノ岳山頂に到着。当然ながら、富士山は影も形も見えず。
ベンチに荷物を下ろして、定番のカップ麺とおにぎり、そしてホットコーヒーで暖を取る。ちなみに自分は箸を忘れてその辺の小枝でカップ麺を食べ、友人はカップを忘れてカップ麺の空き容器でコーヒーを飲むというワイルドライフ。
風はそこまで強くないものの、長袖2枚+薄手のベスト+ウィンドブレーカーでも少し寒い。幸い、滞在中は雨が止んでいたので濡れずには済んだ。
尊仏山荘 のチップトイレの他に、仮設トイレが4つ増設されていた。こちらは無料。どうやら、丹沢エリア全域でトイレの整備が進んでいるようだ。
大倉尾根で下山
14時30分に塔ノ岳山頂を出発し、14時15分に 花立山荘 を通過。
この時間に擦れ違う人が結構居るのだが、仏尊山荘か丹沢山の みやま山荘 辺りに泊まるのだろうか。
自分は 6年前 にこの大倉尾根を上りに使って、やはり上りに使うのは避けたいとシミジミ思った。ヤビツに比べるとアクセスが良く、コースタイムも短いので一見魅力的だが、この上り一辺倒の通称「バカ尾根」を上るのは、6年前のような事情が無ければ遠慮しておきたい。擦れ違う人の中にも、知らずに連れて来られて泣きを見ているらしき女の子がちょいちょい居る。
堀山の家、駒止茶屋
15時過ぎに 堀山の家 を通過。
この辺まで下りると展望もところどころにしか無いので、ほぼノンストップでサクサク下りる。そう言えば三ノ塔辺りから見えていたのだが、この辺りではツツジがポツポツ咲き始めている。
16時少し前に駒止茶屋を通過。大体30分に1軒ぐらいの間隔で山荘・小屋が出て来る。毎回思うんだけど、こんなに多くて商売が成り立つんだろうか?
自分の場合、塔ノ岳なら日帰りだし、泊まりなら丹沢山までは行ってしまうので、塔ノ岳の道中にある施設を泊まりで利用するという選択肢は現実的に無いんだけど…
16時過ぎに見晴茶屋を通過。16時30分に 大倉山の家 を通過。
大倉バス停
17時前に大倉バス停に到着。バスは15~20分間隔で出ているので、1本待って17:08の便に乗車する。15分で渋沢駅に戻れるので、やはり下山コースとしては大倉尾根の使い勝手が群を抜いている。
渋沢 湯花楽 秦野店
渋沢駅から歩いて15分の 湯花楽 秦野店 へ。
この手の施設としては別段新しくもなく、目立った設備があるわけでもないので、休日の一般料金930円はちょっと割高に感じる。
ただ、他の選択肢となると秦野駅の 万葉の湯 がセット料金1,800円と、入浴だけで考えると馬鹿高く、東海大学前の さざんか までは結構な距離があるため、その辺りを踏まえた強気の料金設定なのかもしれない。
なんつっ亭 秦野本店
湯花楽から10分で なんつっ亭 秦野本店。なんつっ亭は食べたことが無かったので、本店があるなら行ってみようということでチョイス。「うまいぜベイビー」とデカデカ書かれた、若干品の無い(失礼)看板が目印。
2人でベーシック+全部入り的な「なんつッ亭スペシャル」の大盛を注文。豚骨にマー油をプラスした黒いスープが特徴だが、このタイプは中盤以降、あまり味を感じなくなってくるのが個人的なマイナス点。
西麻布の 五行 なんかも系統的としては近いんだけど、こちらは焦がしの風味なんかが残る分、なんつっ亭よりも最後まで味がボケないので好みに近いような気がした。
そんなワケで、降水確率0%をアッサリ覆して雨に当たってしまった友人の山行第2弾。前回よりは遥かにマシだったので相対的には良かったけど、富士山を拝めるのはいつになるのか…
これに懲りず、またトライしてもらいたい。
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