マカオ旅行記 1日目

タイパ島 Holiday Inn Macao Cotai Central

陽が落ち掛けていたので、マカオの街はネオンが輝いて華やかに彩られている。
今回我々が泊まるのはマカオの繁華街ではなく、ここ数年第2の歓楽街として開発が進んでいるタイパ島のコタイ地区にある、「Holiday Inn Macao Cotai Central」という、今年5月にオープンしたホテルの「デラックス」。このエリアでは一番安価な部屋だが、他はすべて「スーベニア」クラス以上というのだから、このエリアの浮かれっぷりは普通じゃない。
半島から橋が3本掛けられていて、シャトルバスを使えば15分程度で行き来出来る。

ホテルにチェックイン。
フロントのすぐ横には、当たり前のようにカジノが設けられ、噴水付きの中庭もある。
部屋は24階の北向き。窓からはまだ開発中ながら綺麗な夜景が見える。オープンしたてというだけあって、バスルームから何から非常に綺麗。
ホテルのロビーではWi-Fiが繋がるが、部屋で使うには1,600円/日とやや高い。ここで終始ネットやってるなんてことは無いだろうし、繋ぐ時はロビーに下りればいいかなと。

Four Seasons Hotel でビュッフェ

部屋で荷解きだけ済ませて、ロビーで集合。
夕飯は通りを挟んだ向かいの「Four Seasons Hotel」にあるビュッフェ。肉を選んでから焼いてくれたり、麺と具を選んでから茹でてくれたり、色々凝っている。
デザートが充実していて一通り食べてみたかったけど、既に食べ過ぎで一部しか手を出せなかった。

カジノ Venetian Macao-Resort-Hotel

夕食後は隣の「Venetian Macao-Resort-Hotel」のカジノへ。ここが今現在、マカオで最大のカジノ。カジノ内は撮影禁止なので写真は無いけど、とにかく広さが半端じゃない。
一部禁煙エリアがあるものの、通路を挟んで数mの位置に喫煙エリアもあったりして、カジノ全体に煙が充満しているため、苦手な人には若干居心地悪いかもしれない。それでも日本のパチンコ屋よりは静かで煙たくはないように思う。

マカオのカジノはディーラーが絶対で、勝手を知らずにやると怒られたりするらしいのと、掛け金の最低額が300HKDとかって台がザラなので、易々と手を出せない。1HKD (香港$)≒11~12円ぐらいのレート。
我々は大人しく「BIG WHEEL」という電子ルーレットのようなものを遊ぶことにした。
ディーラーが付かないので本当の意味でカジノを堪能しているとは言い難いけど、50HKDから賭けられるお手軽設定は、とりあえず気分を味わうのに向いている。50HKDと言っても日本円にして500円以上の金額なわけで、ランチ1回分を賭けているのだと思うと、実は決して気軽なものではない。

男3人で100HKDずつ持ち寄り、とりあえず300HKDを持ち金としてスタート。
ガイドからは「5,000HKDまで行ったら止めろ」と言われていたけど、300HKDから始めて5,000HKDまで行くとは思っていなかった。
深く考えずに思い思いに賭けていたら、何と5,000HKDぴったりに到達。これは天啓に違いないと思い、大人しくスッパリと引き上げて換金。3,000円が50,000円になった。
仕組みとして、ある程度の周期で高配当を見せる必要があるとしたら、高額を賭けている人よりも我々のように少額を賭けている人に当たりを引かせる方が、カジノ側の損失が小さくて済む。何となくそういうことなのかなと勘繰ってみたり。


カジノを出ると、スコールのような大雨。傘を置いて来てしまったので、少し雨宿りしてやり過ごそうとしてみるも、一向に止む気配が無い。
ホテルまでは太い通りを渡ればスグだし、濡れても着替えれば済むだろうということで、ダッシュでホテルに向かったら、横断歩道の中央分離帯の段差に引っ掛かってスっ転んだ。iPhoneと財布を濡らさないように、ポケットに手を入れてガードしていたため、手を突けずにそのまま綺麗に転がって背中がズブ濡れ。膝を擦り剥いて10ダメージ。
ホテルに入れてもらえるか冷や冷やしながら、何とか部屋まで辿り着いてシャワーで一段落。

現地時間で0時を過ぎていたので、あとは大人しく就寝。
俺は相当寝付きがいいので、布団に入って2~3分で朝までグッスリでした。

2日目 に続きます。

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