▲ 桜と酷暑の表尾根縦走 – 塔ノ岳 (1,491m)

仲間内での山初めが遅れに遅れて、4月後半にようやく実現。
守谷から来るメンバーのアクセスとそれなりの歯応えという観点から、馴染みの塔ノ岳に決定。
先一昨年夏の縦走 以来ということで、2年半振りの丹沢エリアということになる。(正確には、間に シダンゴ山 を挟んでるけど)

秦野駅 → ヤビツ峠

秦野駅から8時半のバスに乗るが、スタート地点のヤビツ峠まで1時間弱の長い道程なので、7時前にはバス停に並んで座っていこうと考えていたのだが…
バス停には既に長蛇の列が出来上がり、100人ぐらいは並んでいる感じだった。前々から人気の山ではあったけど、まさかこんなことになっていたとは驚きだ。

バスも臨時便を出してピストン輸送しているようで、もう来たバスに乗るしかない状況。巡りが良ければ座れたかもしれないが、残念ながら立ち乗りとなってしまった。
まぁそれでも予定していた、8時半ぐらいの便には乗ることが出来たので良しとしよう。

9時10分にヤビツ峠到着。秦野駅ほどではないが、やはり人で溢れかえっている。
4月は週末に微妙な天気が続いていたけど、この日は快晴で夏日の予報が出ていた。
トイレを済ませて、まずは長い舗装路歩きをスタートする。

菩提峠 → 日本武尊の足跡

40分ほど歩いて、前回と同じ菩提峠からのコースで登山道に入る。
バス組はほとんどが少し手前の登山口から入るため、こちらは二ノ塔に出るまで空いていて快適。

途中の「日本武尊の足跡」は相変わらず微妙なスポットだが、その先から展望が得られるようになる。

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二ノ塔 → 三ノ塔

10時45分、二ノ塔に到着。
ここからは表尾根になるので、案の定人が多い。

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塔ノ岳周辺は丹沢でも木道の整備が見事なんだけど、年々整備状況が進んできていて、今回は若干やり過ぎでは?と感じるほどに整備されていた。
まぁこれだけの人数で大挙するのだから当然と言えば当然の話で、人気と自然の保全という半ば相反するテーマを考えさせられるところでもある。

所々に桜が花を付けていて、夏日の暑さとはミスマッチだが気分を軽くしてくれた。


11時には三ノ塔に到着。広い山頂なので、ここで15分の小休止。
昼近くになると雲に隠れてしまうことが多い富士山だが、この日はまだスッキリと白い山頂が見えている。この様子だと、久々に塔ノ岳からも眺めることが出来るかもしれない。

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